フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
3 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年09月24日 |
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規格品番 |
OVEP00014 |
レーベル |
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SKU |
4526977320140 |
※タワーレコード限定販売
※初SACD化
※SACDハイブリッド盤
※限定700セット。通常ジュエルケース仕様(マルチケースに3枚入)
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、ケースの裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2021年最新マスタリング音源使用。 (マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:増田良介氏(新規序文解説)、宇野功芳氏(91年盤初出時解説)、解説書合計16ページ
朝比奈隆没後20年企画。1990年、チャイコフスキー生誕150年を記念したライヴ録音が復活!
キャニオンクラシックス原盤、約20年ぶりの新装再発売。増田良介氏の新原稿、宇野功芳氏による初出時の解説付。
今回の復刻のために新規で江崎友淑氏がマスタリング。シリアル・ナンバー付700セット限定盤!
朝比奈隆にとってチャイコフスキーは、恩師メッテルからの衣鉢を継ぐ若い時代からの重要なレパートリー。「演奏する者の主観的感情を盛りこんでゆかざるを得ない」との視点から、朝比奈は濃厚な表情や激しい気風をみなぎらせ、熱い演奏を展開、随所に見得を切る姿などは、ファンにとってはたまらない魅力でしょう。これらの音源は1990年、チャイコフスキー生誕150年を記念したライヴで、朝比奈82歳時の重要なモニュメントです。尚、1991年の初出時は交響曲3枚のセットでリリースされ、その後第5番のみARTON盤で出た後、2011年に単独で再発がされていました。今回の復刻はセットとしては約30年振り、単独発売後では約20年振りの復刻となります。今回は、リャードフを入れた新規の3枚組としています。また、価格的にも初出時はCD3枚組で税込にすると\8,000前後でした。今回の復刻では新規でマスタリングも行っていますので、ファンならずとも注目です。増田良介氏の書下ろし新原稿、1991年発売時の宇野功芳氏の原稿を再録、2021年江崎友淑による新マスタリング、緑色レーベルを使用しました。原盤はキャニオンクラシックスです。
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今回の解説書は、序文に新規で増田良介氏による序文解説を掲載し、91年の初出時解説を執筆した宇野功芳氏の文章も収録。音質にも留意し、オクタヴィア・レコードの代表である江崎友淑氏の手で今回の発売のために新規でマスタリングを行いました。シリアル・ナンバー・シール付の700セット限定でリリースいたします。
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構成数 | 3枚
エディション | Remaster
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:後期交響曲集(1990)、他
<DISC1>
1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
2. アナトーリィ・コンスタンティーノヴィチ・リャードフ:8つのロシア民謡から エレジー 作品58-3
<DISC2>
3. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
<DISC3>
4. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
【演奏】
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)
【録音】
1990年10月5日(第4番)、1990年11月5日(第5番)、1990年12月5日(第6番)、1996年7月14日(リャードフ)
大阪、ザ・シンフォニーホールにてライヴ収録
【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)
【原盤】
キャニオンクラシックス
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
この交響曲第4番の演奏会は、当日聞くことができ、とてもおいしいごちそうをおなかいっぱいいただいたような、満たされた時間を過ごしたことを、30年以上たったいまでも、思い出されるいい録音です。他の曲の演奏会に行けなかったことがとても残念です。
1990年のデジタル録音をSACD化する意味があるのだろうか、と思いながら購入したのですが、かなり音質は改善されています。手元にある「悲愴」の2000年の再発盤(PCCL-00504)と第3楽章と第4楽章を聴き比べてみましたが、(1)音の響きが整理されて聞きやすくなった、SACDと比べるとCDはベールがかかったようで、全体の響きに埋もれていたビオラの音がSACDではっきりと聞こえる、(2)CDでは2本のスピーカーの間に狭く展開していた音場が、左右に拡がって聞こえる、ホルンの定位も改善している、(3)強奏部に余裕がある、グランカッサの強打も余裕をもって響く、第4楽章の中間部の盛り上がりの指揮者のうめき声もはっきり聞こえる、などの感想を持ちました。映像に例えれば、昔のDVDから新規にリマスターされたBlu-rayぐらい違います。最新のDSD録音のように部屋一杯に響きが拡がるようなことはありませんが、朝比奈ファンであれば、買って損はない良心的なリマスターだと思います
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