フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
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発売日 |
2022年01月14日 |
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規格品番 |
BRC684 |
レーベル |
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SKU |
4523132623849 |
ボノボ 5年ぶりの最新作がここに完成!!
これまでに3度グラミー賞にノミネート、前作『Migration』(2017)では全英チャートでトップ5入り、米ビルボードのダンス・アルバム・チャートでは1位を記録し、世界ツアーでは200万人を動員、名実共にトップアーティストとしての地位を築いたボノボが、5年ぶりとなる待望の最新作『Fragments』を〈Ninja Tune〉よりリリース。
最新アルバムには、シカゴ発の新世代R&Bシンガー、ジャミーラ・ウッズ、88risingの日系R&BシンガーJoji (ジョージ)、深みのある美声で高い評価を得ているSSWジョーダン・ラカイ、LAのシンガー/マルチインストゥルメンタリスト、カディア・ボネイ、注目の新鋭オフリン (O'Flynn)、ヴィオラ奏者でアレンジャーとして多くの名盤に参加しているミゲル・アトウッド・ファーガソンら豪華ゲストがフィーチャーされており、いくつものアイデアの断片(フラグメント)と実験から生まれたこのアルバムは、彼らとのコラボレーションと、ボノボの爆発的な創造性が融合して完成したキャリア史上最もエモーショナルな最高傑作となった。
全12曲から構成される本作は 、ボノボがこれまで作ったなかで最もハードかつグルーヴィーな楽曲も含まれている一方、アルバム中に完璧に配置された数曲のバラードは、まるで聴く者に希望を抱かせるかのように輝きを放つ。自身によるモジュラー・シンセの探求や、ハープ奏者ララ・ソモギとのレコーディング、ミゲル・アトウッド・ファーガソンとの制作、さらに自分でフェンダー・ローズを演奏したりする中で音楽的なテーマが出来上がりはじめ、アルバムの制作は2年の間に自身の手でレコーディングされミックスされた。
ジャミーラ・ウッズをフィーチャーしたハイライトの一つである「Tides」について、ボノボ自身は「中心的なものができたのがわかったし、すべてがどんなサウンドになるかもわかった」と語っており、この曲を中心としてアルバムが徐々に輪郭を表したという。
また、ミゲル・アトウッド・ファーガソンと制作し、オーケストラの演奏家たちと実際にスタジオでレコーディングすることは、楽曲を作り上げる上で大きなポイントになったという。
国内盤CDには解説が封入され、ボーナストラック「Landforms」が収録。
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:55:07
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1.[CD]
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フル・アルバムとしては5年ぶりの新作。ここ数作はNYやLA移住などの動きを作品そのものに描き込んできた彼だが、物理的な移動を制限される状況下での創作が過去最高に明快なフロア寄りのダンス・トラックを生み出しているというのも実におもしろい。ミゲル・アトウッド・ファーガソンやハープ奏者ララ・ソモギとの手合わせなど作中のトピックは多彩ながら、純粋にハウスやクラブの薫りを感じさせるビートの躍動が希望のメッセージを内包して響いてくる様に感動を覚える。その触媒ともなったジョーダン・ラカイやジャミーラ・ウッズ、88ライジングのジョージ、カディア・ボネイといったヴォーカル陣も素晴らしいし、オフリンと共作した"Otomo"も光っている。キャリア最高傑作との触れ込みに偽りはない。
bounce (C)轟ひろみタワーレコード (vol.458(2022年1月25日発行号)掲載)