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クラシック
CD
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲
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4.0

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商品の情報

フォーマット

CD

構成数

2

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2022年05月25日

規格品番

NARD-5079

レーベル

SKU

4560205215792

作品の情報
メイン
チェロ
ピアノ
その他
商品の紹介
デビュー35周年の集大成。
名手松本和将を迎え室内楽の傑作に挑む。

長谷川陽子(チェロ)
色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。2022年デビュー35周年を迎えた。
桐朋学園大学付属「子供のための音楽教室」で井上頼豊氏に師事。1987年リサイタル・デビュー。翌1988年小林研一郎指揮/日本フィルとの共演で協奏曲デビュー。桐朋学園音楽大学を経て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)に留学。アルト・ノラス氏に師事し、1992年首席で卒業。これまでNHK交響楽団、プラハ交響楽団等、国内外の主要オーケストラとの共演多数。その他、日本各地でリサイタルに出演。室内楽奏者としても多くのコンサートに出演している。絵本「まってる。」(千倉書房)、「金子みすゞ」の詩、「セロ弾きのゴーシュ」などを題材とした企画コンサートにも出演し、幅広いファン層から支持を得ている。また仙台クラシックフェスティバル、小値賀音楽祭(長崎・五島列島)など全国の音楽祭から招待され出演している。プロデューサーとしても活躍しており、バッハをテーマとしたコンサートを企画・出演。国際コンクールの審査員や室内楽奏者としても活躍。メディアへの露出も多く、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」ではMC高橋克典氏のチェロの先生やゲスト等でたびたび出演した。その他、ラジオのパーソナリティなどでレギュラー出演するなどしている。
CDは「ブラームス/ソナタ」「バッハ/無伴奏チェロ組曲」「展覧会の絵」「バーバー&エルガー:チェロ協奏曲」「チェリッシモ」「シャコンヌ」「ショパン・トリビュート」等をリリース。
最新版の本作は日本アコースティックレコーズから初のリリースとなる。
アリオン賞審査員奨励賞、松村賞、霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際コンクール特別賞、モービル音楽賞奨励賞、新日鉄音楽賞フレッシュ・アーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。現在、桐朋学園大学音楽学部准教授として後進の指導にもあたっている。チェロ協会理事。
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発売・販売元 提供資料 (2022/03/03)
松本和将(ピアノ)
日本音楽コンクール優勝、全賞を受賞。ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞。
何度もピアノソナタ全曲演奏会や室内楽曲全曲演奏会行ったベートーヴェンやバッハ・モーツァルト・シューベルト・シューマン・ブラームスなどのドイツ物からショパン、リスト、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ、ラヴェル、スクリャービン、ショスタコーヴィチに至る膨大なレパートリーを持ち、ソロリサイタルからピアノ協奏曲・室内楽・他ジャンルとの共演まであらゆるジャンルをこなすスキルを持ち合わせるとともに、リサイタルシリーズ「松本和将の世界音楽遺産」では1年間そのコンセプトを掘り下げることによって他の追随を許さない高度に凝縮された音空間を達成している。これまでにプラハ交響楽団、プラハフィル、ベルギー国立オーケストラ、読売日響、日本フィル、新日本フィル、東京交響楽団、東京フィルなどの多くのオーケストラ、イザベル・ファウスト、前橋汀子、宮本文昭、漆原啓子、長谷川陽子、藤木大地、三浦一馬、塩谷哲など多くの名演奏家と共演。上里はな子、向井航とピアノトリオを結成し全国ツアーやオーケストラとの共演を重ねるほか、室内楽に特化した「愛知カンマームジークアカデミー」を創立し室内楽の普及と人材の育成に努める。
これまでに2枚のレコード芸術特選盤(「展覧会の絵」「後期ロマン派名曲集」)を含む22枚のCDをリリース。またコロナ禍を機にオンラインでも活動も積極的に取り組みはじめ、YouTube・オンラインサロン・Twitterなどで自身の演奏動画の他深い見識に基づく解説やつぶやきなどをアップし話題となっている。名古屋音大ピアノ演奏家コース客員准教授として、後進の指導にもあたっている。
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発売・販売元 提供資料 (2022/03/03)
デビュー35周年の集大成。名手:松本和将を迎え室内楽の傑作に挑む。 (C)RS
JMD (2022/03/15)
収録内容

構成数 | 2枚

合計収録時間 | 00:00:00

【曲目】
ベートーヴェン:
[DISC 1]
(1)チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5, No.1
(2)チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5, No.2
(3)チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69

[DISC 2]
(1)チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102, No.1
(2)チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102, No.2
(3)「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO 46
(4)「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲Op.66
(5)「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲ト長調WoO 45

【演奏】
長谷川陽子(チェロ)
松本和将(ピアノ)

【録音】
2021年12月7~10日
邑楽町中央公民館「邑の杜ホール」
    • 1.
      [CD]
    • 2.
      [CD]
カスタマーズボイス
総合評価
4.0
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(1)
    評価する:
★★★★★
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投稿日:2022/05/29

長谷川陽子が満を持してベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲を録音しました。

第1番で深々としたチェロの一音が鳴った瞬間、鳥肌がたちました。スケールが大きく、自由で朗々たる演奏です。第1楽章の終わりに近いところで、静かなメロディーが出てくるところのなんと美しいこと!

第2番は、長谷川さんのじっくりと落ち着いた情感豊かなチェロとは対象的に生き生きとした松本さんのピアノが見事に融合した演奏です。

第3番は、全5曲の中でも最も有名な曲であるばかりではなく、古今東西のチェロ・ソナタの中の最高傑作といっても過言ではないでしょう。それだけに“聴かせる”演奏をするのは難しい曲だと思います。そのような状況の中にあって、とても端正で高い気品と豊かな音楽性が感じられる演奏です。

この曲では、第1楽章と第3楽章に耳が集中しがちですが長谷川さんの演奏で第2楽章の美しさに改めてその存在意義を感じました。この第2楽章があるからこそ、第1楽章と第3楽章が生きてくるのだと。

第4番は、冒頭からして有機的で、やわらかくツヤのある音色から生みだされる、あたたかくのびやかな演奏が素晴らしいです。また、優れたアンサンブルと説得力に満ちた演奏となっています。

第5番は、朗々たる演奏の長谷川さんと明確なタッチできびきびした演奏の松本さんの呼吸が見事に融合した名演です。第3楽章のフーガなどは後期の弦楽四重奏曲に通じるこの曲の持つ宗教性といったものをよく描き出した演奏となっています。

同時に収められている3曲の変奏曲も名演です。この3曲が収められているので、お得感があります。

全曲を通して、録音およびマスタリングの良さにも特質すべきものがあります。お二人の演奏の良さをうまく引き出しています。

ロストロポーヴィチ、フルニエ、シュタルケルといった名演奏と並んで、末永く座右に置いて聴きたいCDです。

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