フォーマット | CDアルバム |
発売日 | 2023年10月06日 |
国内/輸入 | 輸入 |
レーベル | Grand Slam |
構成数 | 1 |
パッケージ仕様 | - |
規格品番 | GS2299 |
SKU | 4909346312333 |
構成数 : 1枚
エディション : Remaster
【曲目】
レスピーギ:
(1)交響詩「ローマの松」
(2)交響詩「ローマの噴水」
(3)交響詩「ローマの祭」
(4)リハーサル風景(「ローマの噴水」より)
【演奏】
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
【録音】
(1)1953年3月17日、(2)1951年12月17日、(3)1949年12月12日/ニューヨーク、カーネギー・ホール
(4)1950年
使用音源:(1)-(3)Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)(4)Morgan Records(1 MOR A001)
録音方式:モノラル(録音セッション)
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このCDを聴いて気づいた。「あ、これ現代の演奏と同じだ」と。なんていうか「音の出し方」?「音の語り口」?あるいは「音の進行の仕方」?アルトゥール・トスカニーニとヴィルヘルム・フルトヴェングラーは20世紀前半の指揮会の二大巨頭だが、後世の指揮界に影響を与えたのはアルトゥール・トスカニーニだ。なぜか?以前も書いたがトスカニーニの演奏は「言語化」あるいは「記号化」ができるから。この時代にこの演奏ができるならそれは「素晴らしい」としか言いようがないだろう。現にわたしも「ローマ三部作」の演奏としてはこれ以外は考えられないと思う。そしてそれは「伝える」ことができるから結果として現代の指揮界に大きな「足跡」を刻む。対してフルトヴェングラーの指揮は、極論すれば「伝達者」であり「言語化」や「記号化」を目指したものではない。どちらが伝えやすいかは論を待たないであろう。わたしはこのCDは素晴らしいと思う。一つの究極の形でさえあると思う。にも関わらず相変わらずわたしはフルトヴェングラーを聴き続けるだろう。あの「音」を聴きたいから。このCDの録音状態は極上。これ以上は望むべくもない。