クラシック
CDアルバム

ラフマニノフ: 交響曲第2番、「死の島」、交響的舞曲、ピアノ協奏曲第2番 [2CD+Blu-ray Disc]

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フォーマット CDアルバム
発売日 2024年02月01日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルBerliner Philharmoniker Recordings
構成数 3
パッケージ仕様 -
規格品番 BPHR-230461
SKU 4573686061604

構成数 : 3枚
合計収録時間 : 00:00:00
日本語帯・解説付き

【曲目】
セルゲイ・ラフマニノフ

[CD1]
1-4 交響曲第2番 58'50
収録:2021 年3月20日
5 交響詩『死の島』 19'32
収録:2021 年1月16日

[CD2]
1-3 ピアノ協奏曲第2番 31'07
(ピアノ:キリル・ゲルシュタイン)
収録:2022年6月25日、ヴァルトビューネ、ベルリン
4-6 交響的舞曲 35'54
収録:2020年2月15日
収録場所:フィルハーモニー、ベルリン(ピアノ協奏曲のぞく)

[Blu ray Disc]
Concert videos
・左記全曲のコンサート映像(すべてHD映像)
画面:Full HD 1080/60i,16:9
音声:2.0PCM,7.1.4Dolby Atmos
リージョン:ABC(worldwide)
総収録時間:161分
字幕:英、独、日

Audio:
・左記全曲のロスレス・スタジオ・マスター音源の音声トラック
2.0 PCM Stereo 24-bit / 48-96 kHz
7.1.4 Dolby Atmos 24-bit / 48 kHz

【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ(指揮)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[Blu-ray Disc]

作品の情報

商品の紹介

ラフマニノフ生誕 150 周年を記念した第2弾アルバム!来日公演の興奮冷めやらぬベルリン・フィル&キリル・ペトレンコによる交響曲第2番を中心とした注目盤! (C)RS
JMD(2024/01/10)

ラフマニノフ生誕150周年を記念した第2弾アルバム!
来日公演の興奮冷めやらぬ
ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコによる
交響曲第2番を中心とした注目盤!

2023年11月、ベルリン・フィルを率いて来日を果たしたキリル・ペトレンコ。2019年8月にベルリン・フィルの首席指揮者に就任以来、同コンビの演奏を日本で待ち望んできたファンには待望の来日公演となりました。11月14日に高松市で日本公演がスタートし、6都市10公演のツアーは、万雷の拍手と歓声により大成功をおさめました。その熱狂と余韻も冷めやらぬ中、ベルリン・フィル・レコーディングスより新譜がリリースされます。
ラフマニノフ生誕150周年を記念した第2弾アルバムで、交響曲第2番、『死の島』、交響的舞曲、そして第1弾としてリリースされたキリル・ゲルシュタインとのピアノ協奏曲第2番という内容。ペトレンコは、インタビューで「ラフマニノフの音楽を聴くといつも自分の故郷の一部を聴いているような気持になります。」と語っているほど、ラフマニノフの音楽は重要な意味を持っています。
ペトレンコは、ベルリン・フィルに2006年に初登場し、その後わずか3回の共演で首席指揮者に選ばれました。その最初に指揮をしたのが、ここにも収録されている楽曲「ラフマニノフの交響曲第2番」でした。その記念すべき作品を首席指揮者として15年ぶりに指揮をした演奏がここに収められているのです。1906年、ラフマニノフは交響曲第2番を作曲。交響曲第1番が大失敗に終わった後、交響曲第2番の初演の成功は、ラフマニノフの復活を意味する出来事となりました。ラフマニノフが、20世紀初頭の新古典主義の潮流に逆らい、調性に忠実であり続け、物憂げな音楽言語でハリウッドの映画音楽のスタイルを先取りした、自信に満ちた作品です。ペトレンコは、当エディションの核となる作品における膨大な感情的表現だけでなく、その見事なテクスチュアも強調しています。そしてラフマニノフが1917年に亡命するまで定期的に指揮していた交響詩《死の島》。アルノルト・ベックリンが描いた同名の絵画の白黒コピーから着想を得た、5拍子で、高波に浮かぶ船のように揺れ動く曲想。レクイエムに用いられる荘重なディエス・イレ(怒りの日)のモチーフは、この曲だけでなく、ラフマニノフの他の作品にも繰り返し登場しています。
2022年のヴァルトビューネで演奏されたキリル・ゲルシュタインとのピアノ協奏曲第2番。1901年の初演にはラフマニノフ自身がピアノを演奏、ベルリン・フィルにおける同曲の初演は1903年、そして1908年にはラフマニノフ自身がベルリン・フィルでソロ・デビューを果たし、ピアニスト、作曲家としてのラフマニノフの輝かしい国際的キャリアの礎を築いた最初の作品。
ラフマニノフ最後の作品『交響的舞曲』。ここでもディエス・イレのモチーフが何度も繰り返し鳴り響きます。晩年のラフマニノフはこの作品を自分の最高傑作と語っていたとも言われています。当エディションを締めくくるにふさわしい一作と言えるでしょう。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2023/12/22)

メンバーズレビュー

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交響曲2番、死の島、ピアノ協奏曲2番、交響的舞曲とラフマニノフを楽しむために欠かせない作品が一堂に会した秀逸なセットです。そして、これらの演奏!ペトレンコのラフマニノフ、素晴らしいですね。「ラフマニノフの音楽を聴くといつも自分の故郷の一部を聴いているような気持になります。」この言葉に偽りなし、だと思いました。聴き物の交響曲2番は数多い演奏の中では1楽章を除いては早めのテンポかと思いましたが、それぞれの楽想に合わせて絶妙な緩急を持って演奏されているので、音楽の持つ強いうねりの中にそのまま引きずり込まれるような感覚を受け、感動ひとしおでした。ピアノ協奏曲2番ではゲルシュタインとの呼吸感もぴったりと合致していて、こちらもやはり音楽の強いうねりの中に引きずり込まれるようでした。ゲルシュタインのピアノは音楽表現も自在で素晴らしく、オケも猛烈に鳴らしているのですが、そうしていながらソロを食わずに絶妙に寄り添っていて、ペトレンコが伴奏指揮者としても超一流であることがよく分かります。ラフマニノフ自身が「私の最高傑作」と語っていたという交響的舞曲。これはベルリン・フィルとしては先にラトルとの録音がありますが、こちらの方がよりこなれていて音楽の意味合いのようなものがしっかりと伝わってきました。ペトレンコの方がラトルよりも硬派な演奏といった感じですが、ラフマニノフの音楽世界観に相応しいのはこちらかも、と感じています。3楽章のノリとコーダの破壊力は圧倒的でした。そして、死の島。この作品をここまでドラマティックに聴かせてくれる演奏が、未だかつてあったでしょうか。中間部の劇的さはあまりに凄まじく、ショッキングですらありました。これは本当に名演だと思います。全曲を通じてペトレンコとベルリン・フィルは極めてテンションが高く、形容しがたい破壊力と劇的な威力抜群。この組み合わせはクラシックの演奏史にあって現在の最高峰かと改めて感じました。録音も鮮度がとても高く、各楽器の音を生々しく捉えていて(特に打楽器群!)、聴いていてとても楽しい!ライブの臨場感や緊張感もしっかり感じることが出来て、実際にコンサートを聴いているようでした(もちろん、生と録音は完全にイコールにはなりませんが)。このラフマニノフアルバムの超絶的名演奏の数々をぜひ多くの方々と共有したいと思います。
2025/12/10 やまとさん
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