ジョニ・ミッチェルがアルバム・デビュー直前の68年1月にマサチューセッツ州ケンブリッジのClub 47で行った弾き語りライヴ!デビュー・アルバムの『Song to a Seagull』は68年3月にリリースされているが、レコーディングはその2ヶ月前の68年1月頃とされており、このライヴはレコーディング直前に行われたと思われる。 (C)RS
JMD(2024/05/31)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!
68年の冒頭、デビューアルバムの録音に入る直前に行われた、マサチューセッツのフォーク・クラブでの弾き語りライヴ!未レコーディング曲4曲あり!
ジョニ・ミッチェルがアルバム・デビュー直前の68年1月にマサチューセッツ州ケンブリッジのClub 47で行った弾き語りライヴ!デビュー・アルバムの『Song to a Seagull』は68年3月にリリースされているが、レコーディングはその2ヶ月前の68年1月頃とされており、このライヴはレコーディング直前に行われたと思われる。バフィ・セント・メリーが「Circle Game」を、ジュディ・コリンズが「Both Sides Now」をヒットさせるなど、ジョニはフォーク・サーキットにおいては既にソングライターとして知られた存在だったと思われるが、一般的な知名度はまだまだ。この頃は記録に残っているだけでも、コーヒーハウスなどを中心に年間200本近いライヴを行なっている。ジョニはフロリダ州ココナッツ・グローヴのガスライト・カフェに連続出演していた67年9月29日に、偶然来店したデヴィッド・クロスビーに見出され、レコード・デビューのきっかけを掴んでいるが、ジョニの代名詞である、60パターン以上といわれる多彩なオープン・チューニングは既に完成していた。デヴィッド・クロスビーがプロデュースした『Song to a Seagull』はほぼジョニのアコギ弾き語りで、当然のように音は綺麗に整えられていたが、このClub 47での演奏は、ギターの音が実に生々しく鳴っており、ジョニのストーリーテリングのようなトークも含め、当時のフォーク・クラブの様子を伝えてくれる。その中で、ジョニの演奏がいかに革新的であったかも伝わるはずだ。特に、マニアなファンなら、MCを取りながらチューニングを変えていくところはたまらないはずだ。未レコード化曲を4曲も演奏されているところも注目だ。
発売・販売元 提供資料(2024/05/30)