日常の何気ない一コマから導かれる物語、風景を飾らない言葉で紡ぐ独創的な世界観と、両親の影響で聴き馴染んでいたヴィンテージなスタイルの音楽から自らが触れていった現代的なサウンドまで、多種多様な要素を濃縮還元したオリジナリティ溢れる楽曲でじわじわと注目を集めているシンガー・ソング・ライター井上園子。ライヴハウスやバー、レストラン、そして商店街の一角と場所を選ばずに行われるライヴ・パフォーマンスは、聴く人の耳に残る類い稀な歌声で、時には誰かの心に優しく寄り添い、時には目の前の何かに鋭く切り込む、昭和から令和まで時代を越えて通じるような普遍的な"何か"で幅広い世代のリスナーから多くの共感を得ている。1stアルバムとなる本作『ほころび』は自身の楽曲を歌とギターのみで全編一発録音、日々行なっているライヴを再現するかのような緊張感に満ちたパフォーマンスを収録している。 (C)RS
JMD(2024/07/05)
昭和から令和まで時代を突き抜ける孤高のシンガーソングライター"井上園子"1stアルバム!
フォーク、ロック、ブルース、カントリー、ブルーグラスといったヴィンテージなスタイルの音楽をベースに、日常の一コマを独創的な視点で切り取った歌詞で歌い紡ぐ唯一無二の世界観!
類い稀な存在感溢れる歌声とシンプルに奏でるギターのみ、全編一発録りでライヴを再現するかのような緊張感に満ちたパフォーマンスを収録!
日常の何気ない一コマから導かれる物語、風景を飾らない言葉で紡ぐ独創的な世界観と、両親の影響で聴き馴染んでいたヴィンテージなスタイルの音楽から自らが触れていった現代的なサウンドまで、多種多様な要素を濃縮還元したオリジナリティ溢れる楽曲でじわじわと注目を集めているシンガー・ソング・ライター井上園子。ライヴハウスやバー、レストラン、そして商店街の一角と場所を選ばずに行われるライヴ・パフォーマンスは、聴く人の耳に残る類い稀な歌声で、時には誰かの心に優しく寄り添い、時には目の前の何かに鋭く切り込む、昭和から令和まで時代を越えて通じるような普遍的な"何か"で幅広い世代のリスナーから多くの共感を得ている。1stアルバムとなる本作『ほころび』は自身の楽曲を歌とギターのみで全編一発録音、日々行なっているライヴを再現するかのような緊張感に満ちたパフォーマンスを収録している。
発売・販売元 提供資料(2024/07/03)
2022年より活動する湘南発の女性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。トレンドに寄せずゆったり奏でる45秒のイントロを経て〈上等な武器など持たずして 私はこの身一つで戦える〉と切り出す冒頭"三、四分のうた"から、飄々としながら低音や抑揚が豊かな、マイノリティーの心をほぐす温かな声に、一瞬で惹き込まれてしまった。高田渡に通ずる牧歌的なフォーキーさがあり、うるさい外野に中指を立てる"きれいなおじさん"のような鋭くアヴァンギャルドな魅力もある。何かしらの葛藤を抱えた人に届いてほしい曲ばかり。歌とギターだけなのに、ずーっと聴いていたい。
bounce (C)田山雄士
タワーレコード(vol.489(2024年8月25日発行号)掲載)