ECM創立55周年記念上映として10月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開予定の映画『ECMレコードーサウンズ&サイレンス』の音楽を収録したサウンドトラック。ECMのプロデューサー、マンフレート・アイヒャーを追って世界各地のセッション、コンサート、フェスティバルを訪ね、グレーフェルフィングからアテネ、ウディネからカルタゴ、タリンからペルヌ・レ・フォンテーヌ、コペンハーゲンからアルゼンチンのサルタまで、音の探求を続ける。アルヴォ・ペルト、エレニ・カラインドルー、ディノ・サルーシ、アニヤ・レヒナー、ヤン・ガルバレク、キム・カシュカシャン、ニック・ベルチュ、ジャンルイジ・トロヴェシ、アヌアル・ブラヒム、マリリン・マズールなどのミュージシャンが出演。 (C)RS
JMD(2024/08/14)
映画『ECMレコードーサウンズ&サイレンス』の音楽を収録したサウンドトラック。
ECMのプロデューサー、マンフレート・アイヒャーを追って世界各地のセッション、コンサート、フェスティバルを訪ね、グレーフェルフィングからアテネ、ウディネからカルタゴ、タリンからペルヌ・レ・フォンテーヌ、コペンハーゲンからアルゼンチンのサルタまで、音の探求を続ける。アルヴォ・ペルト、エレニ・カラインドルー、ディノ・サルーシ、アニヤ・レヒナー、ヤン・ガルバレク、キム・カシュカシャン、ニック・ベルチュ、ジャンルイジ・トロヴェシ、アヌアル・ブラヒム、マリリン・マズールなどのミュージシャンが出演。
発売・販売元 提供資料(2024/08/09)
今年、国内で劇場公開されるECMの映画『サウンズ&サイレンス』のサウンドトラック。映画はレーベルの設立者でありプロデューサーのマンフレート・アイヒャーを約五年間追いかけて制作されたドキュメンタリーで、このサントラは撮影時にレコーディングされた音源を中心に、既存の音源を数曲交えて構成される。キース・ジャレットが演奏するグルジェフのピアノ曲、アルヴォ・ペルトの音楽の敬虔な響き、民俗色豊かなエレニ・カラインドルーの作品、ディノ・サルーシの切ないバンドネオンが奏でる音楽がそれぞれ2曲づつ対称的に配置されて、全体に儀式的な雰囲気を演出する。不思議なことにECMの沈黙が縁取るサウンドにはどこか土の匂いがする。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.172(2024年10月10日発行号)掲載)