1964年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成したばかりの頃のルー・リードがピックウィック・レコードに残した1964-65年の職業作家時代の作品をまとめた初の公式音源集! レア音源、The Primitives「The Ostrich」といったカルト・クラシック、The Beachnuts「Sad, Lonely Orphan Boy」といった未発表音源を収録。 (C)RS
JMD(2024/08/31)
ルー・リードの1964-65年職業作家時代の仕事をまとめた初の公式アンソロジー!
帯・解説付き国内仕様盤
1964年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成したばかりの頃のルー・リードがピックウィック・レコードに残した1964-65年の職業作家時代の作品をまとめた初の公式音源集! レア音源、The Primitives「The Ostrich」といったカルト・クラシック、The Beachnuts「Sad, Lonely Orphan Boy」といった未発表音源を収録。ローリー・アンダーソンとルー・リード・アーカイブの協力のもと、ルー・リード・アーカイブ・シリーズとしてリリースされる本作は彼が60年代半ばにピックウィック・レコードのスタッフ・ソングライターとして在籍していた頃のポップ・ソングを集めたコンピレーション。現在なお多大な影響を与え続けるヴェルヴェット・アンダーグラウンドやその後の輝かしいソロ・キャリアにて独創的で革新的、詩人としても唯一無二といえる作品の数々とパフォーマンスを残したルー・リードは、そのアーティストとしての地位を確立する前、当時のメジャー・ポップ・ヒットを模倣したサウンドを作ることで格安の費用で類似レコードをリリースするというサウンド・アライク・レコーディング専門のレーベル、ピックウィック・レコードのお抱えソングライター(曲によってはセッション・ギタリスト&ヴォーカリストとしても参加)として活動していました。
発売・販売元 提供資料(2024/08/22)
ライト・イン・ジ・アティックが進める〈ルー・リード・アーカイヴ・シリーズ〉の最新弾は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド結成前夜のルー・リードが、60年代半ばにピックウィックのレーベル専属ソングライターとして働いていた時期の関連曲を集めた公式アンソロジー。リード自身が在籍したプリミティヴスの"The Ostrich"(64年)のようなカルト人気曲はもちろん、ラフネックスやビーチナッツらのレア曲や未発表音源も収録。ガレージ・ロックやソウル、ティーン・ポップまで同時代のヒットを模倣したB級感も楽しく、この修練が後の芸術的な飛躍の下地になったのだと改めて確認できる。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)