1982年発表『ロング・アフター・ダーク』の2CD+ブルーレイ・デラックス・エディション。デラックス・エディションには、アルバムの方向性について議論する中で収録を見送られた楽曲も併録されている。中でも注目すべきハイライトとしては、作曲者のペティ自身が歌う「ネヴァー・ビー・ユー」(ロザンヌ・キャッシュのヴァージョンがカントリー・チャートの首位を獲得するヒットとなった一曲)や、変則的なポップ・ナンバーの「ドント・メイク・ミー・ウォーク・ザ・ライン」、コロラド州デンヴァーのアップルウッド・スタジオでレコーディングされた「ウェイズ・トゥ・ビー・ウィキッド」(以前にローン・ジャスティスがカヴァーしている)のアップテンポなヴァージョンなどの発掘音源である。そのほかの追加トラックの多くは、上述したフランスのテレビ向けのセッションで制作されたもの。その中にはエヴァリー・ブラザーズの影響が感じられる「キーピング・ミー・アライヴ」といった秀逸なアコースティック・ナンバーも含まれている。 (C)RS
JMD(2024/09/03)
1982年発表『ロング・アフター・ダーク』の2CD+ブルーレイ・デラックス・エディション。7曲の未発表トラックを含む12の秘蔵トラックを追加収録。
デラックス・エディションには、アルバムの方向性について議論する中で収録を見送られた楽曲も併録されている。中でも注目すべきハイライトとしては、作曲者のペティ自身が歌う「ネヴァー・ビー・ユー」(ロザンヌ・キャッシュのヴァージョンがカントリー・チャートの首位を獲得するヒットとなった一曲)や、変則的なポップ・ナンバーの「ドント・メイク・ミー・ウォーク・ザ・ライン」、コロラド州デンヴァーのアップルウッド・スタジオでレコーディングされた「ウェイズ・トゥ・ビー・ウィキッド」(以前にローン・ジャスティスがカヴァーしている)のアップテンポなヴァージョンなどの発掘音源である。
そのほかの追加トラックの多くは、上述したフランスのテレビ向けのセッションで制作されたもの。その中にはエヴァリー・ブラザーズの影響が感じられる「キーピング・ミー・アライヴ」といった秀逸なアコースティック・ナンバーも含まれている。
アルバム本編とボーナス・トラックを収めた2CD(ミキシングは、ペティの作品のエンジニアを長年に亘り務めたライアン・アルイェイトが担当)と、同じくアルイェイトがミキシングを担当したアルバム収録曲のハイレゾ・ステレオ・ミックス/ドルビー・アトモス・ミックスを収めたブルーレイ・オーディオで構成。
グラミー賞を受賞したデザイナーのジェリ・ハイデンが手がけたパッケージには、デヴィッド・フリックが執筆したライナー・ノーツ(その中で、ジミー・アイオヴィンやキャメロン・クロウのコメントも取り上げられている)、デニス・キャラハン、ニール・プレストン、アーロン・ラパポートが撮影した写真の数々なども収録。
<日本盤のみ>
英文解説翻訳付/歌詞対訳付
SHM-CD仕様
発売・販売元 提供資料(2024/08/30)