これまでに7枚のオリジナル・アルバムをリリース。クラシックギターと歌を携え、世界中を旅する。"架空の映画のためのサウンドトラック"『アダンの風』はアメリカ最大の音楽アーカイブ"Rate Your Music"にて2020年の年間アルバム・チャート第1位に選出されるなど、世界中で絶賛される青葉市子のNew Album。2021年から本格的に海外公演を行い、これまで、Reeperbahn Festival, Pitchfork Music Festival,Montreal International Jazz Festival 等の海外フェスにも出演する。2024年6月にはフランスの音楽家"Pomme"と2020年にリリースされた「Seabed Eden」のフランス語カヴァーをリリース。FM京都"FLAG RADIO"で奇数月水曜日のDJを務め、文芸誌『群像』での連載執筆、TVナレーション、CM・映画音楽制作、芸術祭でのパフォーマンス等、様々な分野で活動する。 (C)RS
JMD(2024/11/16)
世界中の音楽ファンを魅了する音楽家、青葉市子。
キャリア最大規模のワールド・ツアーの開催も決定!
発売・販売元 提供資料(2024/11/13)
凄腕のプレイヤー陣による繊細な演奏に加え、静寂、あるいは時間そのものを音として鳴らしているような音響処理も相変わらず凄い。ジャケットの如き鬱蒼と茂る森に紛れ込んだ感覚がもたらされる新作は、前作と同じく物語性の高い内容に。ピアノにハープ、フルートなどとそっと寄り添い合っては、またクラシック・ギターだけを伴ってエアリーな歌声を宙に浮かべる。単音のフレーズで構成されるソフトなレイヤーが如実に伝える、壊れ物のような世界観――そのなかで小さな心の動きを積み重ねながら、儚く、けれど確かな存在感で命の光を発する生き物たちの何と美しいことか。ヘッドフォン推奨です。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.495(2025年2月25日発行号)掲載)