オバマ元大統領のお気に入りで『ゴシップ・ガールズ』のオープニングトラックにも選ばれたR&Bシンガー ホープ・タラのフルアルバムが遂に完成!
精神的な葛藤、失恋と新しい愛や友情、祖先や人間性への疑問と自己開示や内省を織り交ぜたという今作はストリングスに満ちたオープニング曲"Growing Pains"から始まる。2019年に彼女の名前を世界的に押し上げた名曲"Lovestained"の時代を想起させる癒しのソウルサウンド。バンドのエネルギーに満ちた遊び心溢れる"Bad Love God"、ボサノヴァ調のプロダクションにのせて甘く歌い上げることでメロディが滲み出る"Jumping the Gun"。LAとロンドンを拠点に楽曲を制作することでそれぞれの土地から影響を受けたグルーヴがそれぞれの楽曲に漂っている。
「大好きな音楽を聴いていて一番強く感じるのは、その音楽が自分の行きたい場所、住みたい場所だということ。常夏で警察も刑務所もなく教育費もタダというユートピアにしたい」-ホープ・タラ
発売・販売元 提供資料(2024/11/19)
LAとロンドンを拠点に活動するシンガー、Hope Talaのデビューアルバム。Erykah BaduやLauryn Hillの楽曲に影響を受けたという彼女。ボサノヴァのプロダクションをベースにファンクやフォークなどを織り交ぜたドリーミーな楽曲は、どのリスナーをも魅了するサウンドになっています。オバマ元大統領もお気に入りトラックに挙げた、オーガニックなアコースティックギターが映える《I Can't Even Cry》など全16曲を収録。過ごしやすい季節に変わりつつある今、ゆったりと時間をかけて聴きたいネオ・ソウル作品です。
intoxicate (C)石田真生
タワーレコード(vol.175(2025年4月20日発行号)掲載)
97年生まれ、ウエスト・ロンドン出身のシンガー・ソングライター。2020年にオバマ元大統領のフェイヴァリットに挙がって話題となり、そこから複数のEPやシングルの発表を経て、これが初のフル・アルバムとなる。ネオ・ソウルとボサノヴァを混ぜ合わせたような洒脱で軽やかな作風が持ち味で、優しい陽光が差すような"Jumping The Gun"やアコースティック・ギターの調べが沁みる"I Can't Even Cry"をはじめ、統一感のあるオーガニックなテイストは心地良く聴き進められる。この世界観にすっと馴染むウィスパー系ヴォーカルも素晴らしいし、"Survival"などで聴かせる抑制の効いたラップも良い。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.496(2025年3月25日発行号)掲載)