新世代ルーツ・ロック・デュオ=ラーキン・ポー、2年ぶりの最新アルバム。"オールマンの小さな妹たち"と称されるテネシー生まれ~ジョージア育ちの凄腕ラヴェル姉妹。家族の絆をテーマにした前作『ブラッド・ハーモニー』(2022)では見事、グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバム(2024)を受賞した。ビンテージ・テイスト溢れるジャケット写真、そしてバンド名ロゴが"フリートウッド・マックとツェッペリン風"で気に入っていると2人は語っていたが、新作では姉メーガンが奏でるラップ・スティールと妹レベッカの力強いボーカルとギター・リフが織りなすサザン・ハーモニーがさらに伸びやかに進化。ソングライティングにより力を入れたとの事で、それぞれの曲が1つの章のように展開していく仕上がりとなっている。2024年9月にはUS音楽界注目のアメリカーナ・オナーズ&アワードで年間最優秀デュオ/グループ賞を初受賞した。ラーキン・ポーの新たなるチャプターを収めた本作は、世界に先駆け日本で先行リリースされる。 (C)RS
JMD(2024/12/10)
今、開花する新世代ルーツ・ロック・デュオ=ラーキン・ポー!
新世代ルーツ・ロック・デュオ=ラーキン・ポー、2年ぶりの最新アルバム。
"オールマンの小さな妹たち"と称されるテネシー生まれ~ジョージア育ちの凄腕ラヴェル姉妹。家族の絆をテーマにした前作「ブラッド・ハーモニー」(2022)では見事、グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバム(2024)を受賞した。ビンテージ・テイスト溢れるジャケット写真、そしてバンド名ロゴが"フリートウッド・マックとツェッペリン風"で気に入っていると2人は語っていたが、新作では姉メーガンが奏でるラップ・スティールと妹レベッカの力強いボーカルとギター・リフが織りなすサザン・ハーモニーがさらに伸びやかに進化。ソングライティングにより力を入れたとの事で、それぞれの曲が1つの章のように展開していく仕上がりとなっている。2024年9月にはUS音楽界注目のアメリカーナ・オナーズ&アワードで年間最優秀デュオ/グループ賞を初受賞した。日本盤ボーナス・トラックは2023年10月デジタル配信されたEPから1曲収録、ここに初CD化が実現した。
ラーキン・ポーの新たなるチャプターを収めた本作は、世界に先駆け日本で先行リリースされる。
発売・販売元 提供資料(2024/12/04)
リンゴ・スターの新しいカントリー・アルバム『Look Up』においても確かな存在感を示していたレベッカ&メーガン姉妹から鮮やかな色づきの7作目が到着。豪快なギター・リフが炸裂する"Mockingbird"、地を這うようなスライド・プレイが登場する"Easy Love Part.2"など濃厚なブルース・ロックに触れれば彼女たちが当代米国音楽界最強のデュオだってことが容易に理解できようが、ソウルフルなムードに包まれた"Little Bit"やエヴァリー・ブラザーズばりのコーラスを聴かせる"Bloom Again"など表現者としてさらなる進化を示す局面も多々あり、前にも増してエモーショナルな没入体験を味わわせてくれる。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.494(2025年1月25日発行号)掲載)