| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2025年02月27日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Spectrum Sound |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CDSMAC028 |
| SKU | 8800284450025 |
構成数 : 1枚
【曲目】
●ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ:ミルシテイン)
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団、エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
* U.K EMI Columbia SAX 2508 Blue silver ED 1 LP Record + private open reel tape restoration (STEREO)
●ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、アルトゥール・バルサム(ピアノ)
* U.K Capitol EMI P-8430 ED 1 LP Record restoration (MONO)

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私はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲がとにかく好きで、CDはCD-Rを含めると約110枚、配信と怪しげな海外のLP盤起こしMP3などを含めると、現在まで120種類の演奏を所有・聴いており、人から言われれば、国や男か女、録音時期、ステレオorモノラル、演奏スタイル等を吟味し、ソムリエみたいな感覚で、おすすめの一枚を挙げることができます。
それくらいに大好きなベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。きっかけは、ナタン・ミルステインの54年スタインバーグ指揮のものと、ラインスドルフ指揮による本演奏です。ゴッテゴテの様式でがんじがらめ、退屈極まりないこの曲を、まるでチャイコフスキーのように優美に演奏し、おまけにミスもない。演奏芸術とはまさにこのことを言うのか──それから、この曲の探求が始まり、前述したとおり、気付けば100を超える演奏を聴いていました。
むろん、ラインスドルフ指揮による本演奏に関しても、アナログ盤では1961年のオリジナル盤SAX2508(購入時はニアミント)とスペイン盤、CDではキャピトル版、日本版(EMIとセラフィムの2枚)、フランス版、最近フランスから配信された、謎のリマスター版と、流通しているものはほぼほぼ所有し、聴いています。
その上で、このSpectrum Sound版ですが、基準をアナログ盤1962年オリジナル盤SAX2508とすれば、これまで発売されたCDとは比較にならないくらい、アナログ盤の音を再現していると思いました。メーカーからのアナウンスを読むと、希少なオリジナルLPと、オープンリールテープとの混合でリミックスされているようですが、聞いていてもそれは気にならず、感心しました。
現状、SAX2508をDSD録音し、それをハイエンド機材で毎日聴いて、たまに息抜きに、EMI版やフランス版のCDを聴いているんですが、これからはCDならSpectrum Sound版ですね。
できることなら、本盤のソースとなっている、192k/24bitのハイレゾ音源も売ってくれないかな…と思いますが、Spectrum Soundは配信はやっていないので、そこは悔やまれるところです。