"これが俺たちにできる最高の作品だ。"
パルプが長きに渡り待ち望まれた約24年ぶりとなるニュー・アルバム『More』をリリース!
音楽史の中で燦然と輝く90年代ブリットポップ・シーンを代表するバンドの一つであり、2025年の初めに幕張メッセ国際展示場にて開催されたrockin'on sonicではヘッド・ライナーを務めたパルプが、約24年ぶりとなるニュー・アルバム『More』を〈Rough Trade Records〉よりリリース。
パルプが、中毒性の高いアンセム「Spike Island」で復活を果たす。本楽曲は、シンセサイザー、ヴァイオリン、スライドギターの組み合わせに、プロデューサーのジェームス・フォード(アークティック・モンキーズ、フォンテインズ D.C.)がさらなる磨きをかけたサウンド。歌詞は、曲を共作したジェイソン・バックル(リラックスド・マッスル)の体験が元になっている。バックルは、ザ・ストーン・ローゼズの悪名高きスパイク・アイランドでのライヴに行ったことがあり、そのライヴ会場では、DJが一日中「Spike Island, come alive!(スパイク・アイランドよ、蘇れ!) 」と叫び続け、皆の神経を逆なでしていたという。この話がジャーヴィス・コッカーの心に焼き付き、本人はライヴに行かなかったにもかかわらず、スパイク・アイランドを題材にした新曲を書くインスピレーションとなった。
『More』について、ジャーヴィスからのメッセージ:
「これは、2001年の『We Love Life』以来となるパルプのアルバム。そう、24年ぶりの新作だ。
その経緯とは?実は2023年にツアーを再開したとき、サウンドチェックの合間に"The Hymn of the North"という新曲を練習していた。そして、Sheffield Arenaでの2日目の公演の最後に、それを披露した。それが新しい扉を開くきっかけになった。その後、2024年前半にかけて、アルバムに収録される楽曲が次々と生まれた。中には、前世紀から温めていたアイデアを復活させた曲もある。1曲は、リチャード・ホーリーが作曲した。もう1曲は、ジェイソン・バックルが作曲した。イーノ家(ブライアン・イーノ他)がバックコーラスを担当している曲もある。リチャード・ジョーンズがストリングス・アレンジを手がけ、それをエリジアン・コレクティヴが演奏した。
レコーディングは、2024年11月18日からロンドンのウォルサムストウで3週間で行われた。パルプ史上、最短期間で完成したアルバムだ。この作品が生まれるべくして生まれたということなのだろう。
以上が事実だ。このアルバムを楽しんでいただけたら嬉しく思う。この作品は、イングランド北部出身の4人の人間が作り上げ、イギリス各地の5人の仲間たちの協力を得て完成した。
AIは一切使用していない。
このアルバムを、スティーヴ・マッキーに捧げる。
これが俺たちにできる最高の作品だ。」
聴いてくれてありがとう、ジャーヴィス
発売・販売元 提供資料(2025/04/11)