プログレッシヴ・ロック・シーンに於いて世界的にビッグ・セールスを記録したバンド、ジェネシス。2007年に行った〈Turn It On Again Tour〉を最後にフィル・コリンズの病の後遺症から活動休止状態が続く。しかし、14年振りの2021年9月20日のバーミンガム公演を皮切りにイギリス~北米~ヨーロッパ~イギリス限定で47公演の〈"The Last Domino?"Tour〉を行い、バンドは活動を終える。そんなジェネシスのテレビ/ラジオ用に収録・放送された貴重な音源によるCDがリリース!
ジェネシスは、4人編成としての2作目『ウインド&ワザリング(静寂の嵐)(原題:Wind & Wuthering)』を1976年12月にリリースし、それを受けて1977年1月のコンサートを皮切りにイギリス~北米~ヨーロッパを回り、さらに初の南米公演を含めた〈Wind & Wuthering Tour〉を行う。本作は、この中で5月21日のブラジルのサンパウロでのコンサートの模様を地元のラジオ番組用として収録した音源をCD化したものであり、アンコールを含めてコンサートの模様を完全収録している。
当時新作の『ウインド&ワザリング(静寂の嵐)』は前作以上にシンフォニックでドラマチックなサウンドに仕上がっており、本国は勿論アメリカでも大ヒットを記録する。このツアーではビル・ブルーフォードの後任として元ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション~ウェザー・リポートのチェスター・トンプソンが参加。セット・リスト的には新作のナンバーをフィーチュアしながらもこれまでのアルバムに収録されている代表曲を配しており、この時点でのベスト・オブ・ジェネシス的な構成なだけに、ジェネシスが本格的なプログレッシヴ・ロックとしての有終の美を飾るかのような内容である。
実際、ジェネシスのプログレ要素の重要な役割を果たしている名ギタリスト、スティーヴ・ハケットの在籍時最後のツアーのライヴ・アルバムなため、ファンにとって期待のライヴ作品である。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
フィル・コリンズ (vo, ds, perc)
トニー・バンクス (kbds, g, vo)
スティーヴ・ハケット (g)
マイク・ラザフォード (b, g, vo)
チェスター・トンプソン (ds, perc)
発売・販売元 提供資料(2025/07/15)