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クラシック
SACDハイブリッド

放送録音集成 第2集 ライヴ・イン・ベルリン 1970~1979<日本語帯解説付>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2025年12月下旬
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルBerliner Philharmoniker Recordings
構成数 20
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 BPHR-250571
SKU 4573686061833

輸入盤・日本語帯解説付


構成数 : 20枚
日本語帯解説付

【曲目】
[Disc 1]
コンサート24 ~ 1971年9月25日
・ヴィヴァルディ:弦楽のためのシンフォニア ロ短調 RV169「聖墓にて」
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
-クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
・ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」

[Disc 2]
コンサート25 ~ 1972年2月19日
・メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
・ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲

[Disc 3]
コンサート26 ~ 1972年12月31日
・ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

[Disc 4]
コンサート27 ~ 1973年9月8日
・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64

[Disc 5]
コンサート28 ~ 1974年2月17日
・シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D.759「未完成」
・ペンデレツキ:ヴァイオリンと管弦楽のためのカプリッチョ
-レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)

[Disc 6]
コンサート29 ~ 1974年9月25日
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
-ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)
・シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」 Op.5

[Disc 7]
コンサート30 ~ 1974年12月8日
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz106
・ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」

[Disc 8]
コンサート31 ~ 1975年4月20日
・ベルク:「抒情組曲」からの3つの楽章(弦楽合奏版)
・ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(1878/80年・第2稿)

[Disc 9]
コンサート32 ~ 1975年9月25日
・R.シュトラウス:23の独奏弦楽器のための「メタモルフォーゼン」
・R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30

[Disc 10]
コンサート33 ~ 1976年10月16日
・モーツァルト:オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
-カール・シュタインス(オーボエ)
-カール・ライスター(クラリネット)
-ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
-マンフレート・ブラウン(ファゴット)
・シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
・シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26

[Disc 11]
コンサート34 ~ 1976年12月12日
・ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

[Disc 12]
コンサート35 ~ 1976年12月31日
・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
・R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 Op.40
-ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)

[Disc 13]
コンサート36 ~ 1977年1月25日
・ゲルハルト・ヴィンベルガー(1923-2016):12の独奏チェロ、木管楽器と打楽器のための「プレイズ」
-ベルリン・フィル12人のチェリストたち
・ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

[Disc 14]
コンサート37 ~ 1977年9月25日
・ヴェルナー・テーリヒェン(1921-2008):2人のティンパニ独奏、声楽、室内合唱と管弦楽のための協奏曲「蛙鼠合戦」 Op.55
-ヴェルナー・テーリヒェン(ティンパニI)
-オスヴァルト・フォーグラー(ティンパニII)
-ウォルトン・グレンロース(バリトン)
-エルンスト・ゼンフ室内合唱団
-エルンスト・ゼンフ(合唱指揮)
・ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」


[Disc 15]
コンサート38 ~ 1977年10月21日
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102
-トーマス・ブランディス(ヴァイオリン)
-オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73

[Disc 16]
コンサート39 ~ 1978年1月4日
・マーラー:大地の歌
-アグネス・バルツァ(メゾソプラノ)
-ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)

[Disc 17]
コンサート40 ~ 1978年1月28日
・シベリウス:交響曲第4番 イ短調 Op.63
・ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92

[Disc 18]
コンサート41 ~ 1979年1月4日
・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048
-ミシェル・シュヴァルベ、レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
-ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
-オトマール・ボルヴィツキー、エーベルハルト・フィンケ(チェロ)
-フリードリヒ・ヴィット、ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)
-ヘルベルト・フォン・カラヤン(チェンバロ)
・ベルク:管弦楽のための3つの小品 Op.6(1929年改訂版)
・ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88

[Disc 19]
コンサート42 ~ 1979年1月27日
・ウェーベルン:弦楽のための5つの楽章 Op.5
・シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120(改訂版)
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
-マーク・ゼルツァー(ピアノ)

[Disc 20]
コンサート43 ~ 1979年11月25日
・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046
-トーマス・ブランディス(ヴァイオリンI)
-ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエI)
-ブルクハルト・ローデ(オーボエII)
-ハインリヒ・ケルヒャー(オーボエIII)
-ゲルト・ザイフェルト(ホルンI)
-ディーター・フィッシャー(ホルンII)
-フィリップ・モル(チェンバロ)
・ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」

【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
ベルリン、フィルハーモニー・ホールでのライヴ
すべてステレオ録音

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作品の情報

商品の紹介

オール・ステレオ、ほとんどが初出!
BPO自主レーベルが放つ超弩級の第2弾は70年代編!
スタジオ録音の名盤と比較しながら聴きたい超王道レパートリーから元祖12人のチェリスト、はたまたテーリヒェンのティンパニ協奏曲まで
尋常ならざるカラヤンの威光にひれ伏す強靭なライヴ演奏集!!

ベルリン・フィル自主レーベルによる特大企画、カラヤンの未発表音源を中心としたライヴ・シリーズ第2弾。50~60年代の23公演をまとめた第1弾(BPHR-240291)に続き、今作には70年代の20公演を収録しています。西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局(RIAS)および自由ベルリン放送(SFB)による放送録音で、商品化にあたりオリジナルのアナログ・マスターを最新技術でデジタル化、24ビット新規リマスターを施しています。すべてステレオ録音。SACDハイブリッドでの発売です。

1960年代にベルリン・フィルとの関係性を深く構築していったカラヤンは、70年代でその大いなる手腕を存分に発揮したと言って良いでしょう。ドイツ作曲家の交響曲を中心としつつ時折バッハや近現代作品を織り交ぜながら展開されるプログラムからは、私たちの良く知るカラヤン&ベルリン・フィルのスタジオ録音による名盤の数々が彷彿とさせられます。これらがすべてライヴで聴けるというのがこのエディションならではの魅力。ライヴを通してオーケストラを自らの楽器とし鳴らすことへの挑戦と、スタジオで完璧な音を録ってレコード化することへのこだわりは、カラヤンにとって表裏一体。数々の名盤が生まれるのと並行して行われたライヴの強烈な熱気が、華麗なるカラヤン・サウンドをさらに高めています。
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BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS
発売・販売元 提供資料(2025/11/11)

ブルックナー5番、「春の祭典」、「ジュピター」はそれぞれ年を隔てて2種収録。他にもチャイコフスキー、メンデルスゾーン、ベートーヴェン、シベリウス等の王道シンフォニーが目白押し。ピアノ協奏曲ではベートーヴェンの三重協奏曲で共演盤もある数学の天才ゼルツァーとのチャイコフスキー1番、ポミエとのモーツァルト23番が聴けます。ベルリン・フィル首席奏者も大活躍で、モーツァルトの管楽器のための協奏交響曲(ライスター他)、「英雄の生涯」(シュヴァルベ)、ブラームスの二重協奏曲(ブランディス&ボルヴィツキー)、ブランデンブルク協奏曲(3番のチェンバロはカラヤン)等で名手たちの妙技を堪能できます。シュピーラーがソロを執ったペンデレツキの「カプリッチョ」のような現代作品も。
ヴィンベルガーの「プレイズ」は12の独奏チェロを伴う作品で1976年のザルツブルク音楽祭でカラヤン&ベルリン・フィルが初演した作品。これが現在まで続く「ベルリン・フィル12人のチェリストたち」の元祖です。
テーリヒェンの「蛙鼠合戦 Batrachomyomachia」は"フルトヴェングラー派" ティンパニストのテーリヒェンと"カラヤン派" ティンパニストのフォーグラーが合戦するという、カラヤンへの挑戦も含まれる大変刺激的な作品(テーリヒェン著「フルトヴェングラーかカラヤンか」に作曲のいきさつが載っています)。後半に「春の祭典」を置いたこの日のプログラムは異彩を放つ強烈さと言えましょう。

本エディションの最後に収録されているのは1979年11月のベートーヴェン「英雄」。第1弾の始まりと終わりも「英雄」でしたので、この作品を定点観測地点としてカラヤンの演奏史を愉しむこともできます。ブックレットには貴重な写真を多数掲載。
様々な角度から多大な魅力を提供する空前のセットです。
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BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS
発売・販売元 提供資料(2025/11/11)

メンバーズレビュー

6件のレビューがあります
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20枚中最初の7枚はゴールウェイのBPO在籍時の録音です。特に「ダフニスとクロエ」と「牧神」のフルートが大活躍する名曲2曲は、ゴールウェイが演奏している音源はLSO、RPO、BPOの全てで存在しません。今回の第二集にこの2曲が入っているのは白眉と言えましょう。「展覧会の絵」もゴールウェイが演奏している音源は初出です。
2025/12/06 ノエルさん
1
年金生活者にはキツイ価格ですが、買うことにしました。
カセットテープにエアチェックしていた頃、カラヤンは何故現代曲をもっと振ってくれ無いのだろう、と悔しい思いを抱いたウインベルガー「プレイズ」や、バルツァの「大地の歌」などテープが擦り切れる程聞いた思い出が甦ります。
新ウィーン学派の曲がライブで聴けるのも今からワクワクです。
あっ、それからテーリヘンの「蛙鼠戦争」と聴く前からこんなに思いが膨らんでいくセットは現代ではあり得ないでしょう。
2025/11/24 ケニーさん
2
☆5は期待値。 [Disc 3]は 1972年12月31日のブルックナー:交響曲第5番。これは73年5月にNHK・FMで放送され、カラヤンこそが真の「ブルックナー指揮者」であると確信した演奏。エア・チェックしたテープが再生不可能となり寂しい思いをしていたところでの、この朗報。有り難い限り。
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