豪華客演参加!成功によるプレッシャーから解放されたカトパコの覚醒作
グラミー賞受賞歴を持つアルゼンチン出身の異端児ポップ・デュオ=カトリエル&パコ・アモロソ。FUJI ROCK FESTIVAL'25での初来日公演が大きな話題を呼び、日本でも"カトパコ"の愛称で親しまれている。小学生からの幼馴染である二人は、ヒップホップ、ファンク、ソウル、トラップなど多様なジャンルを横断し、エネルギッシュなパフォーマンスと独自のファッションで注目を集めてきた。
二人は2025年のラテン・グラミー賞で10部門ノミネート、5部門受賞を果たし、さらに第68回グラミー賞ではアルバム『パポタ』が"最優秀ラテン・ロック,アーバン,オルタナティヴ・アルバム賞"を受賞する快挙を達成。『フリー・スピリッツ』は、その成功の裏で直面したプレッシャーと向き合う中で一時活動休止を経て完成された。全12曲を通して、率直でパーソナルな表現が際立つ一方、トラップ、ロック、ポップ、ダンス、さらには実験的な要素までを横断。前作『パポタ』で提示されたバンドサウンドを進化させ、ジャック・ブラック、スティング、アンダーソン・パーク、フレッド・アゲインなどジャンルも世代も越えた豪華アーティストが参加し、スケール感のある作品へと仕上がっている。
《仕様》
対訳/ライナー
発売・販売元 提供資料(2026/03/25)
昨年のEPで一気にスターダムを駆け上がったアルゼンチンのデュオより注目のセカンド・アルバムが到着。ボリウッドなオープナー以下、世界中の土着舞踏音楽をモリモリ詰め込み、それらを曲の途中で倍速トランス化したりトラップ化したりするもんだから、忙しないことこのうえなし。スティングやアンダーソン・パークら著名な客演陣も霞むほどのゴチャつき具合と節操のなさ、そして弛緩したラップの相乗効果により人を喰ってる感が増しています(褒めてます)。成功者の孤独をMJ流儀のダンサーに乗せて表現するアイデアも秀逸。〈一発屋じゃないの?〉と揶揄する人たちを黙らすには十二分の出来でしょう。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.511(2026年6月25日発行号)掲載)