カントリーミュージック界において最も魅力的な新しい声の1人としての地位を確立した、ジョージア州出身で現在ナッシュビルを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、Willow Avalon。ロマンティックにそしてドラマチックに物語を紡ぐ彼女の第2章『PINK POCKET PISTOL』完成!
カントリーミュージック界において最も魅力的な新しい声の1人としての地位を確立した、ジョージア州出身で現在ナッシュビルを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、Willow Avalon。音楽の旅は、彼女が最初に発した言葉「エルヴィス」から始まった。南部の小さな町で母親と祖母に育てられた彼女は、教会でピアノを弾いて育ち、12歳でギターを独学で習得した。決して平坦とは言えない人生の歩みの中で、彼女はソングライティングを逃避と自己表現の両方の手段としてきた。これまでに『The Late Show with Stephen Colbert』や『CBS Mornings』、『Grald Ole Oprey』でパフォーマンスを行った他、Stagecoach、C2C、CMAから、Lollapaloozaなどのフェスティバルにも出演し、その熱狂的な存在感を世界中の観客に届けている。
その彼女が2025年1月のデビュー作『SOUTHERN BELLE RAISIN' HELL』以来となる待望の新作をリリースする。待望のニュー・アルバム『PINK POCKET PISTOL』において、彼女はその鋭く巧みな言葉遊びを用い、不誠実な虐待者や手を上げるアルコール依存症の男たちを打ち倒すのだ。しかし、地に足の着いた物語を紡ぐ彼女の語り手としての才能は、復讐劇だけにとどまらない。映画のようなイメージに彩られ、Willowならではの詳細なストーリーテリングが光る「Easy On My Eyes」などの楽曲が収録されている本作は、彼女自身の言葉を借りれば、自身が描き続けてきた叙情性と生意気なストーリー展開に、さらなる暗さやミステリアスな要素、そして60年代カントリーの雰囲気をミックスした作品になっているという。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2026/04/24)
『PINK POCKET PISTOL』の大部分は、かつて数え切れないほどのアーティストが足を踏み入れたナッシュヴィルはミュージック・ロウの歴史的なレコーディング・スタジオであるRCA Studio Aで録音された。Studio Aで録音を行ったことのあるアーティストには、Merle Haggard、the Beach Boys、そしてWillowの言葉を借りれば「最高のワル」であり本作に多大なインスピレーションを与えたNancy Sinatraなどがいる。スタジオでは彼女とバンドは迅速に作業を進め、約1週間で大部分の楽曲を録音した。アヴァロンは、Konrad Snyder(Noah Kahanなどで知られる)やJacob Kasher(Megan Moroney、Thomas Rhettなど)と共にアルバムを共同プロデュースし、Kasher、Snyder、Tofer Brownといった信頼できる共作者たちを招き入れた。全員が全く同じヴィジョンを共有し、非常に集中したハードな作業の末に完成したアルバムは、スタジオに入る前にWillowの頭の中で鳴っていた通りの音になっているそうだ。
その注目すべきアルバムの中で、グラミー賞受賞シンガーソングライターのJason Isbellとのデュエット曲「Cardinal Sin」ほど人々の目を引く曲はないかもしれない。「Cardinal Sin」は、既婚男性の恋人であることを歌い、現在までに彼女の最も有名な曲の1つとなったデビューアルバムの収録曲「Homewrecker」の精神的な続編とも言える1曲だ。「Cardinal Sin」では、二人がコーラスでハーモニーを奏で、ヴァースを交替で歌い、JasonはWillowが構築した世界に隙間なくに溶け込んでいる。そして二人は、破綻した結婚生活の騒ぎが収まった後に何が起こるかという、考えさせられる物語をこの世のものとは思えないほど美しく紡ぎ出しているのだ。
彼女は、最初から最後まで、リスナーが『PINK POCKET PISTOL』で描かれている物語を愛してくれることを願っている。しかし、たとえそうでなくても構わない。なぜなら彼女は、「自分の人生のほとんどのものよりも愛している」アルバムを作ることが出来たからだ、と語る。飛躍的な活動を続ける彼女にとって、重要なアルバムになるであろう『PINK POCKET PISTOL』において、Willow Avalonは、現代における南部のストーリーテラーのあり方を再定義し続けているのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2026/04/24)
ルアカ・バップきってのカルトなアメリカーナ名品『Wrong Eyed Jesus』で知られるジム・ホワイトの愛娘で、早くから歌や演奏に才能を発揮してきたという27歳。このメジャー2作目のフル・アルバムではアトランティック内のアメリカーナ部門に籍を移し、ゴスペルとカントリーに親しんできた自身の持ち味を掲げて本道を歩む。まるで大御所のような余裕の歌いっぷりも実にコクが深い。そのなかではケイトリン・バッツとの"Hypothetically Speaking"やミッドランドとの"Hickest Woman"もいいアクセントとなるが、コラボという意味ではジェイソン・イズベルとの情感溢れる"Cardinal Sin"が出色。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.512(2026年7月25日発行号)掲載)