Mutantは、Sony Music MasterworksおよびAmazon MGMスタジオと提携し、フィル・ロード&クリス・ミラー監督による壮大な傑作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のコンプリート・サウンドトラックをお届けいたします。
アカデミー賞受賞作『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズに続き、長年のパートナーであるフィル・ロード&クリス・ミラーと再びタッグを組んだダニエル・ペンバートンは、人間の脆さと前向きな楽観主義に根ざした、本作独自の音楽的アイデンティティを構築しました。
その結果誕生したスコアは、極めて実験的な音作りでありながら、心に深く響くものとなっています。深く有機的で人間味あふれるサウンドを通じて、映画の核となるメッセージである「不屈の希望」を見事に描き出しています。
この限定版コレクターズ・ボックスセットの仕様は以下の通りです:
・ダニエル・ペンバートンによる拡張版オリジナル・スコア
他のフォーマットでは聴くことのできない約15分の未公開音源を収録。140gのゴールド・ヴァイナル(LP3枚組)仕様。
・映画オリジナル・サウンドトラック・アルバム
劇中使用曲(needle-drops)を含むアルバム。Drew Tetzのデザインによる、回転させると絵が動いて見える限定zoetrope vinyl仕様。
・16ページのブックレット
・作曲家ダニエル・ペンバートンによるライナーノーツを掲載。
・『プロジェクト・ヘイル・メアリー』限定スリップマット
・『プロジェクト・ヘイル・メアリー』限定3インチ・ワッペン
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のスコア制作にあたり、作曲家ダニエル・ペンバートンは、映画の圧倒的なスケール感と、登場人物二人による親密な物語をいかに調和させるかという課題に直面しました。
ペンバートンにとって最初の出発点となったのは、製作陣のフィル・ロードとクリス・ミラーが本作を表現した「Hope Core」という言葉でした。壮大さと驚き、そして脆さや繊細さを併せ持つ音楽を作り上げるため、ペンバートンは有機的で人間味のあるサウンドを追求。木、金属、スチールパンといった素材に加え、ボーカル、足踏み、手拍子などを取り入れることで、触知できるような質感を持った、不完全で人間らしいスコアを完成させました。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2026/05/15)
このスコアを決定づける要素の一つが、蛇口のきしみ音のサンプルです。ペンバートンはこの音を録音し、繊細でどこか不安定な楽器へと変貌させました。この音は映画の感情的な出発点を反映しており、主人公が孤独を脱して他者との繋がりを見出すにつれて、徐々にその響きを広げていきます。
物語の展開とともに、ペンバートンは加工された人の声、変則的なテクスチャ、そして鼓動のような打楽器要素を重ね合わせ、スコアを合唱、オーケストラ、リズムが織りなす壮大なタペストリーへと進化させました。
その結果、たった一つの壊れそうな音色から、広大で共鳴し合う何かへと成長を遂げる音楽の旅が完成しました。これは、本作の核心的なテーマである「対話」「発見」、そして「人類の物理的な存在感」を見事に捉えています。
本スコアについて、作曲家のダニエル・ペンバートンは次のように語っています。
「『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のサウンドトラック制作は、かつてない音楽的な旅でした。当初から私たちが話し合っていたのは、聴く人の潜在意識に『人間であること』や『自分を取り巻く世界』を訴えかけるスコアにしたい、ということでした。
そのために、極めて元素的な質感を持つ素材--木(ウッドブロック)、金属(スチールパン)、ガラス(クリスタル・バシェ)、水(蛇口の漏れる音!)--を使ったり、あるいは人間が奏でる音--大合唱から口で奏でるドラムマシン、繊細に電子加工されたソロボーカル、さらには体全体で打楽器的なスケール感を表現するハンドクラップや足踏みのアンサンブルまで、あらゆる音を駆使しました。
私が作りたかったのは、有機的で特異な、これまでにない意外性を感じさせつつも、素晴らしい映画体験に欠かせない感情のうねりにしっかりと寄り添う音の世界です。宇宙の畏怖と驚異に包み込まれる一方で、たとえ相手が別の惑星から来た『岩』だったとしても、新しい友情を築くときの楽しさやスリルを届けられるような。
これは、これまでの私のキャリアでも試みたことのないアプローチを必要とする、クレイジーな旅でした。この音楽的な『ヘイル・メアリー(一か八かの大勝負)』が、皆さんの心に届くことを願っています……!」 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2026/05/15)