エレクトロニック・ミュージック界の異才による初のバレエ音楽作品
《フローティング・ポインツ~Mere Mortals》
エレクトロニック・ミュージック界で最も冒険的なプロデューサーとして知られる、イギリス出身のフローティング・ポインツが手がけた初めてのバレエ音楽作品『Mere Mortals』が、ドイツ・グラモフォンよりリリースされます。フローティング・ポインツの名で知られるサム・シェパードは、作曲家、プロデューサー、ミュージシャン、DJとして世界的に高い評価を受けています。アコースティック楽器と電子音楽を融合させた美しいアンサンブルが魅力で、ジャズ界の巨匠ファラオ・サンダースとロンドン交響楽団、そして自身のシンセサイザーを組み合わせた2021年のアルバム『Promises』はその代表作です。人の身体を動かす音楽を作り続け、世界中のダンスフロアを熱狂させてきたフローティング・ポインツですが、今回大きな転機を迎えました。2022年にサンフランシスコ・バレエの芸術監督タマラ・ロホからの委嘱を受けて、全幕バレエ音楽の作曲という新たな挑戦に取り組みました。ギリシャ神話のパンドラに着想を得て作曲されたこの『Mere Mortals』は、オーケストラとエレクトロニック・サウンドが力強く融合し、パンドラの物語そのもののように「箱が開かれ、新たな時代が解き放たれる瞬間」の音楽となっています。人工知能という今日的なテーマを通じて普遍的、哲学的な問いを探究しながら、このバレエは人類が未知の領域への新たな道を切り開くことの将来性と危険性を描き出しています。2024年1月に初演され、2026年にも再演されています。
「シェパードの音楽は、新しい音色や効果によって常に聴き手の耳を惹きつけるが、それらは映画音楽作曲家が持つ抒情性への聴覚と、彫刻家の造形感覚によって構築されている」――『サンフランシスコ・クロニクル』紙
※デジスリーヴ仕様
発売・販売元 提供資料(2026/06/05)