Intradaは、Mary Shellyの恐ろしい物語をユニバーサルが1973年に独自の解釈で映像化した『真説フランケンシュタイン(原題:Frankenstein: The True Story)』の、初となる音源リリースを発表いたします。
ギル・メレが手掛けたスコアは、1973年の番組放送以来長らく音源化が熱望されており、彼の膨大かつ真に特異な作品群のなかでも最高傑作として輝き続けています。
ライターのJeff Bondがライナーノーツで言及しているように、本作は「豊潤でゴシックなスコアを必要としており、メレは彼の代表作(magnum opus)とも言える見事な楽曲を提供した」のです。Anvil Studiosで録音されたメレの『真説フランケンシュタイン』の音楽は、ヴィクトリア朝のスケール感とロマンスに、背筋の凍るようなモダニズムの技法やエフェクト、さらには物語の重要なキャラクターや状況に合わせた主要テーマを展開するライトモティーフ的アプローチを見事に融合させています。
しかしながら、音楽素材に対する歳月の流れは残酷なものでした。アルバムの大半は、ユニバーサル・スタジオに保管されていた1/4インチのステレオ・セッション・マスターを音源としていますが、これらは数十年の間に劣化が進んでいました。しかし、レストア(修復)の達人であるChris Maloneがいつものように魔法のような手腕を発揮し、これらの音源の問題を見事に解決してくれました。
それでも、いくつか欠落しているシークエンスはどうしても補うことができず、モノラルのフィルム・ステム(音声素材)から音源を調達しなければなりませんでした。ここでもマローンは、トラックをステレオ化して巧みにブレンドするという見事な仕事を見せ、最終的なアルバムを通して聴いても音質の違いがほとんど気にならないレベルに仕上げています。
さらに、私たちのヒーローであるNeil S. Bulkによる追加のアセンブリ(編集)作業、そしてJeff BondとTim Ayresの愛情あふれる献身と豊富な知識が合わさることで、チームは長年待ち望まれていたこのアルバムをついに完成させることができました。本作のリリース決定の知らせを聞いた多くのコレクターが語っていたように、これは彼らの「お探しものリスト」からまた一つチェックを消すことができる、まさに「聖杯(幻のお宝)」と呼べるリリースなのです。
物語の主人公は、若き医師ヴィクター・フランケンシュタイン(レナード・ホワイティング)です。彼は恩師であるポリドリ博士(ジェームズ・メイソン)の協力を得て、ハッとするほど美しく、穏やかで子供のように純真な被造物を生み出すことに成功します。ヴィクターは自身の実験の成功を証明しようと、彼を世間に紹介します。
しかし、生命創造実験の結果は不安定なものでした。被造物の肉体は次第に崩壊し始め、かつて彼を称賛していた人々も、恐怖のあまり後ずさりするようになります。拒絶や裏切り、そして孤独を味わううちに、彼は次第に恨みを募らせ、精神的にも不安定になっていきます。一方、自らがしでかした事の恐ろしさに戦慄したヴィクターは、彼を救済するどころか、自らの創造物から距離を置いてしまうのです。
発売・販売元 提供資料(2026/06/05)