アメリカン・ルーツ・ミュージックの歴史を自らに取り込み、アメリカン・ミュージックの未来を紡ぎだす才媛、リアノン・ギデンズ。その彼女が、自身のキャリアにとって重要なコラボレーター達と集い、互いから力を得ることの美しさにインスピレーションを受けて創り上げた1枚のパッチワーク・キルトのような美しい作品『HOPE IS THE THING WITH FEATHERS』完成!
グラミー賞、マッカーサー賞、そしてつい最近ピューリッツァー賞をも受賞した、アメリカン・ミュージックの知性を感じさせるシンガー・ソングライター/演奏家、リアノン・ギデンズ。ルーツ・ミュージックの歴史を自らに取り込み、その未来を紡ぎだす才媛である。その彼女が、新たなアルバムを完成させた。昨年発表しキャロライナ・チョコレート・ドロップスの盟友、ジャスティン・ロビンソンとのコラボレーション作『WHAT DID THE BLACKBIRD SAY TO THE CROW』から約1年ぶりにリリースとなる最新作『HOPE IS THE THING WITH FEATHERS』は、人々が集まり、互いから力を得ることの美しさにインスピレーションを受けた作品だ。
全10曲からなる『HOPE IS THE THING WITH FEATHERS』。この作品は、意図的にライブ録音され、余計な装飾もなく、オーバーダブもほとんどない。共に創り出すことの喜びと力、そしてコミュニティや明晰さの感覚を捉えた、純粋で本質的な音楽そのものに焦点を当てたアルバムだ。アメリカ音楽を形作る伝統の探求から、本作が構想され録音されたコミュニティ志向の精神にいたるまで、多くの意味でこのアルバムは、ギデンズの過去20年間の人生の物語を伝えている。実際、本作にはギデンズのキャリアにとって重要なコラボレーター達が多数参加している。長年のベーシストであるジェイソン・サイファー、イタリア人マルチインストゥルメンタリストのフランチェスコ・トゥリッシ(アコーディオン、パーカッション)、コンゴ人アーティストのニウェル・ツンブ(ギター)、そして複数の楽器を操るルイジアナ出身のダーク・パウエルの他、彼女の最初のバンド仲間であり、同じノースカロライナ出身のジャスティン・ロビンソン(ボーカル、フィドル)、甥のジャスティン・ハリントン(ボーンズ)、ダークの娘のアメリア・パウエル(アコースティックギター、ボーカル)、チャーリー・ロウリー(ボーカル、パーカッション)、そしてギデンズの姉妹であるラレンジャ・ハリントンも加わっている。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2026/07/03)
2024年と2025年の北米ツアーの合間を縫い、ルイジアナ州ブローブリッジのザ・サイプレス・ハウスで制作されたこのアルバムには、リード・シングルとなる「Carolina Rain」を含む、ギデンズとパウエルが書き下ろした4つのオリジナル曲が収録されている。ギデンズは、矢のように突き刺さる愛とお金をテーマにしたこの曲の中で、爪弾かれるバンジョーとフィドルの速いフレーズの上を伸びやかに歌い上げる。また別のオリジナル曲「Wish in Vain」は世界中の難民危機について書かれたものであり、「自分が知っているすべてのことから引き裂かれること、そして愛する人々が決して自分から離れることはないということを想像しようとした」と彼女は説明している。またアルバムには、ノースカロライナ出身のオーラ・ベル・リード(「High on a Mountain」)やエリザベス・コットン(「Freight Train」)、先住民のアクティビストでありシンガーソングライター、ストーリーテラーでもあるプーラ・フェ(「Going Home」)のカヴァー・ヴァージョンや、ギデンズの姉妹とのデュエットによる「Walk With Me」といったトラディショナルな楽曲も収録されている。そしてアルバムのタイトル曲「Hope is the Thing with Feathers」は、エミリー・ディキンソンの詩からインスピレーションを得たものだという。この曲についてギデンズは次のように語っている。「今は間違いなく、これまで以上に希望が必要とされている時代。ホテルの部屋に座ってこの詩について考えていたとき、メロディが私の脳内にダウンロードされた。それをニウェルのために歌うと、彼が美しい和声の動きで完成させてくれた。芸術は世代や大陸を超え、時には決して出会うことのない人々によって完成されるの」
アルバムのアートワークには、エブル・イルディズが撮影したギデンズの写真を基に、テキスタイルアーティストのウゾマ・サミュエル・アニャンウが制作した6×6フィートのパッチワークキルトをフィーチャーしている。
「ルイジアナ、コンゴ、イタリア、カロライナ地方--これらすべての影響と人々が集まって何かを作り出すこと、それこそがアメリカ音楽なの。それがアメリカ音楽の成り立ちであり、私が何年も一緒に演奏し、このアルバムにも参加しているミュージシャンたちとバンドを結成したときの本来のアイデアだった」
そうギデンズが語るように、本作『HOPE IS THE THING WITH FEATHERS』は様々な布を集め、1つのキルトを創り上げるように、本作もギデンズが様々な音楽的バックグラウンドを持つミュージシャンたちと創り上げた作品だと言えるだろう。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2026/07/03)