「このすばらしい演奏をもって、わたしは"In C"の演奏を最後とすることにしました」
──テリー・ライリー
テリー・ライリー、清水寺での「In C」ライブ盤のLP化が決定!
世界の音楽地図を塗り替えた「In C」衝撃の初演から約60年、2024年7月の満月の夜に誕生60年を祝した清水寺の舞台での奉納演奏が行われた。テリー・ライリーは、この演奏を最後に自身が参加する「In C」を最後とすることを表明。その演奏を収録したライブ盤が、待望のLPとなってリリースされる。
本作は、2024年12月にCDでリリースされおり、今回LP化を望む多くの声に応えての登場となる。京都のカルチャー・スペース <しばし>の音楽レーベル disk sibasiから発売される。
しばし:
しばしは、音楽レーベルTrafficが運営するレコード喫茶・カルチャースペースであり、disk sibasiは、しばしの音楽部門。京都の岡崎に店を構え、喫茶のみならず、ライブ、展覧会などを通して、さまざまなカルチャーがクロスオーバーし、発信する場となっている。disk sibasiからの発売第一弾はテリー・ライリーの清水寺での「In C」ライブ盤CD、第四弾が本作となる。
テリー・ライリー(Terry Riley):
作曲家・音楽家。カリフォルニア生まれの91歳。昔も今も、そして未来も、常に新しく、独創性に溢れる音楽を作り続ける音楽界の大巨匠。初期の名盤『in C』(1964年)はミニマル・ミュージックの金字塔として輝き続け、『A Rainbow in Curved Air』(1969年)はサイケデリックを代表する不朽の名盤となり、その後登場するアンビエント・ミュージックにも大きな影響を与えている。また、レイヴ・パーティーの原型となった「All-Night Concert」の開催のほか、インド音楽から影響を受けた彼の作品は、サンプリング/ループの原型となってクラブ・カルチャーにまで影響を及ぼすなど、1960年代から行ってきた革新的な音楽活動は、ジャンルを超え、世界の音楽シーンの礎となっている。
発売・販売元 提供資料(2026/07/23)
テリー・ライリーの「in C」が昨年、発表60周年を迎えました。コロナ禍を経て日本に移住したライリーは、そこで出会った多くの仲間たちとともに京都・清水寺本堂で奉納演奏を行い、本作品の60周年を祝賀しました。また本作は2009年以来、演奏者としての引退を宣言していたライリー自身も参加し、特別な意味を持った記念碑的な一枚となりました。一番の聴きどころは今年で白寿を迎えるライリーによる年齢を感じさせない圧倒的なリーダーシップです。この作品を誰よりも知り尽くした作曲者本人が誰よりも先陣を切って演奏をリードする様子は圧巻の一言に尽きます!
intoxicate (C)宇野澤友樹
タワーレコード(vol.174(2025年2月20日発行号)掲載)