GODFLESHに運命の時が来る
インダストリアル・メタルの始祖終焉、ファイナル・アルバムの前章
ミュージシャンとしてのキャリアが既に45年目を迎えるJustin K.Broadrick。ギタリストとしてNAPALM DEATH最初期の音楽スタイルを作り上げたものの、「半年で飽きた」とあっさり脱退。1988年に自ら立ち上げたGODFLESHは、THROBBING GRISTLEとKILLING JOKEをインスピレーションに、ヒップホップに感化された太いマシーン・ビートとヘヴィ・リフ、不協和音やノイズ/アンビエント的なギターワークと太くうねるベースをハーシュに鳴らしサウンド・スタイルを構築。MINISTRYやNINE INCH NAILSと共にインダストリアル・メタルの雛形を作り後続に影響を与えた。
GODFLESH活動停止期から帰還して以降の全てのアルバムに満足していると語っていたJustinだが、彼の創作の根源'怒り'が消え入ることはなく、新作の制作は断続的に続けていた。その中で2025年秋に大病と大手術を経験、全ては中断する。幸い術後は極めて良好というが、「スタジオワークは問題無し。ギターは弾けるしライヴもできるが、もう叫べない」とのことでGODFLESHの解散を決意した。
本作は大病前にヴォーカルを含む全パートを録音済で、退院後にミックスを行った。前作『Purge』(2023)は代表作『Pure』(1992)を想起させるものだったが、『Decay』は直接的にJustinのルーツ、オリジナルの'インダストリアル'への忠誠を色濃く感じさせる。
発売・販売元 提供資料(2026/08/17)