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私の「1960年代ロック名盤」(新宿店)

タグ : タワレコ名盤セレクション

掲載: 2020年05月21日 00:00

米国の戦後繁栄と黒人人権運動。英国の教育制度の変更が発生した50年代に生まれたROCKが様々な音楽と交わり一気に花開いたのが60年代。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランなどなど音楽史に名を刻むであろう伝説のグループが次々と生まれ泥沼のベトナム戦争に触発されたメッセージ色の強い歌詞などただ楽しむだけの音楽から『表現する音楽』としてのROCKが生まれた10年代でもありました。数多くの名盤の中でもTOP10は外せないアーティストを中心に。それ以外は選盤者の好みを色濃く反映したものになっています。

Selected by

新宿店/熊谷
基本メタル&プログレが主食ですが副菜としてJAZZ、ワールド、クラシックも食べている雑食系バイヤー。

King Crimson『クリムゾン・キングの宮殿』

60年代ROCKの集大成であり60年代ROCKに終止符を打ったキング・クリムゾンの記念すべき1st。ビートルズ以降のポップ感覚からサイケ時代に花開いたアートロックを英国JAZZと融合。それだけなら過去の60年代の名作と同じ土俵に立つアルバムに甘んじていただろうが「21世紀の精神異常者」でのメタリックな音像。「エピタフ」での形而上的歌詞。「クリムゾンキングの宮殿」におけるクラシカルなメロトロンの荘厳な響き。僅か40分の小宇宙に破壊と創造を詰め込んだ70年代ROCKの世界を指示したROCK最重要作品の1枚。


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Led Zeppelin『レッド・ツェッペリン(2CD/RM)』

キング・クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」とは違う意味で60年代ROCKを70年代に昇華させた決定的な1枚。60年代ROCKの重要な要素であるブルースから派生したブルース・ロックを圧倒的なヘヴィ・サウンドでハードロックへとステップアップ。このアルバム以降ROCKの重心がサウンド的にも精神的にも一段重くなっていく。野生と理知的な感性という矛盾する要素を併せ持つロバート・プラント、ジョン・ボーナムという二人の不世出なアーティストと稀代のアレンジャー&プロデュース能力を持つジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズの奇跡的な融合を記録した名盤。


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The Jimi Hendrix Experience『アー・ユー・エクスペリエンスト?(Blu-spec CD2)』

「芸術は爆発だ」は岡本太郎の言葉だがジミ・ヘンドリックスがもたらしたものは当時のアーティストからすればまさしく爆発だったのではないか?フェンダーのストラトキャスターをまるで体の一部のように扱い過去の誰にも似つかないそのギタープレイは「ギターをそうやって弾いていいんだ」「ギターってそういう音も鳴るんだ」という概念を根っこからひっくり返してしまったわけでこのアルバムがなかったらギター奏法の発展は10年は遅れ音楽の進化も遅れていただろう。「紫のけむり」のリフ、「ヘイ・ジョー」のギターソロ、「ハイウェイ・チャイル」における呪術的なボーカルライン等々誰にも似ない圧倒的な個性の塊。


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The Beatles『マジカル・ミステリー・ツアー <期間限定盤>(LTD/ED)』

ビートルズから何を選ぶか?と考えると正直何を選んでも必ず異論反論が出るので完全に好みで選出。「マジカル・ミステリー・ツアー」の何が良いかと問われたらもうとにかく曲が良い。人をワクワクさせるような「マジカル・ミステリー・ツアー」から始まり幻想的な「フール・オン・ザ・ヒル」最高にポップな「ハロー・グッドバイ」からビートルズ屈指の名曲「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」と「ペニー・レイン」ときて「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」とくる至福。初期のポップ感覚と後期のアーティスティックな感性のバランスが見事に取れていてビートルズで一つ選べと言われたら迷わずこれを選びます。


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The Rolling Stones『アフターマス(UKヴァージョン)(SHM-CD)』

ストーンズから何を選ぶか?と考えると正直何を選んでも必ず異論反論が出るので完全に好みで選出。ビートルズになくてストーンズが持っている要素は数あれど個人的には『黒っぽいブルースの感性』と『ブライアン・ジョーンズの才能』の二つに魅力を感じる。どんな楽器もモノにしてしまうブライアンの才能がなければ生まれなかったであろう「マザーズ・リトル・ヘルパー」「レディ・ジェーン」という名曲や「邪魔をするなよ」「ハイ・アンド・ドライ」などブルースをどこまでも敬愛する真摯な姿勢。デビュー当時のビート・グループからバンドとしてのアイデンティティを確立しようともがくストーンズの煌きを記録した名作。


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Bob Dylan『追憶のハイウェイ61(Blu-spec CD2/RM)』

ボブ・ディランから何を選ぶか?と考えると恐らく数枚のアルバムで意見が分かれると思うが個人的な好みも加味して「追憶のハイウェイ61」を選択。エレキギターを導入した『フォーク・ロック』はアル・クーパーとマイク・ブルームフィールドという二つの才能と出会い最上の形をもって本作で完成したのではないだろうか。冒頭の「ライク・ア・ローリング・ストーン」は数あるディランの名曲の中でも素晴らしい輝きを放つ1曲。「トゥームストーン・ブルース」はディラン特有の歌いまわしとロックサウンドが融合した完成形。やさぐれバラード決定版「やせっぽちのバラード」などなど全く飽きることがない。


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The Beach Boys『ペット・サウンズ 50周年記念 デラックス・エディション <通常盤>(金曜販売開始商品/2SHM-CD/RM)』

ビーチ・ボーイズから何を選ぶか?と考えるとやっぱりこれなんじゃないでしょうか。もちろん初期のホット・ロッド・サウンドももちろん魅力的なのですが時代を超えた普遍性と問われたらやはり「ペット・サウンズ」を置いて他にはないでしょう。超名曲「素敵じゃないか」を始めうっとりしてしまうコーラスワークとどこか浮遊感のある幽玄的なサウンド。午後の微睡みを誘うような至福の時間をもたらしてくれる素晴らしい名盤です。コンセプトアルバムとして有名ですが後半の「ヒア・トゥデイ」「駄目な僕」もシングルカットが出来るぐらいの隠れ名曲。


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The Band『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク<50周年記念エディション> <通常盤>(金曜販売開始商品/+6/SHM-CD)』

高校生の時に初めて聞いたときは何が良いのか全く理解できなかった。それが20代の半ばになるとゴスペル、ソウル、カントリーを奇跡的に融合したサウンドに一気に魅了されていた。決してうまいわけではないボーカルなのに郷愁を誘うオルガンの音色と渋いスライドギター。乾いたアコースティックギターが絡むと何とも言えないセピア色の景色を脳内で見せてくれます。もちろん全曲必聴ですが「Tears of Rage」冒頭のオルガン部分と「The Weight」は心の奥の何かを鷲掴みにされてしまう危険な名曲。夕暮れ時に聴くと思わず涙をこぼしてしまいそうになるので注意です。


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John Mayall & The Bluesbreakers/Eric Clapton『ジョン・メイオール & ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン<スペシャル・エディション>(SHM-CD)』

エリック・クラプトンがギターの神様としてその片鱗を魅せた最初のアルバム。テクニックどうこうも勿論なのですが本作におけるクラプトンの所謂「ウーマン・トーン」はブルース・ロックのお手本的なサウンドとして現代においても最上級のもの。アルバムの主導権は完全にレスポールとマーシャルコンボから放たれるクラプトンのギタープレイ。「オール・ユア・ラヴ」「ステッピン・アウト」での魂を揺さぶるヴィヴラートで御飯三杯いけますね。本作以降ROCKの花形がギターリストになっていくことを考えるとエポック・メイキングな名盤と言えるでしょう。


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Fairport Convention『アンハーフブリッキング +2(SHM-CD)』

日本のROCK好きは英国ROCK好きが多いのに何故か英国フォークを聴く人が少ないという不思議な現象が昔からあります。50年代から始まった英国フォークリヴァイヴァルは60年代以降の英国ROCKを考えるうえで避けては通れない大事な要素。Led Zeppelinの「Ⅳ」でゲストヴォーカルで参加することになるサンディ・デニー擁するこのフェアポート・コンヴェンションの3rdはフォーク・リヴァイヴァルの成果とROCKサウンドを見事に結び付けた1枚。ディランのカヴァーを多く含むが演奏は完全に英国色。本作と次作「リージ&リーフ」は清く正しく英国版「ミュージック・フロム・ビック・ピンク」なのだ。


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