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私の「1980年代SOUL名盤」(新宿店)

70年代のニュー・ソウル、ディスコの流れから、MTV、ブラコン、ニュー・ジャック・スウィングの時代へ。華やかで、時の流れが心地よくも速かった80's ソウルの中から、いまだに凄いよなと、自分の感動基準で選び、なおかつ出来るだけポピュラーなものを厳選。ジャケットやタイトルは知っているけど、という方の、聴くきっかけのひとつになっていただければと。80's のプリンスはどうしても外せないので、2タイトルいれてしまいました(笑)

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新宿店/ロブ・ゴードン
10F勤務。ちょっとでもバート・バカラックのカバーが入っていたら何でも購入する〈ちょいバカ〉です。

Luther Vandross『ネヴァー・トゥー・マッチ <期間生産限定盤>(LTD)』

バッキング・ヴォーカリストとしての下積みと実績が、グループ〈ルーサー〉(CD再発乞う!)を経て、80年代R&Bの礎となる、このソロ第一弾で才能開花。 キラー・チューン"ネヴァー・トゥー・マッチ"のエクセレントで軽やかな爽快感は、大人になって、より良さがわかりました。 控え目ながら存在感があるんですよね、これぞルーサー節。 バカラックの"ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム"など他の収録曲も秀逸で、収録時間は少なく感じますが、このルーサー節にハマると、全キャリア追いかけたくなるはずなので、定石通り、このアルバムからどうぞ。


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Michael Jackson『スリラー(Blu-spec CD2)』

80's ソウル、というより80年代を語る上で避けて通れない作品でしょう。 売上のギネス記録やグラミー賞の独占、ビルボードの長期ランクインなど、評価は充分されていますが、やはりこのアルバム、それだけではない! リアルタイムではない世代にとっては、"スリラー"、"今夜はビート・イット"、"ビリー・ジーン"といったダンス・ナンバー&パフォーマンスのインパクトが強烈だと思いますが、忘れちゃいけない"ヒューマン・ネイチャー"の普遍性。 様々なジャンルでカバーされ、時代を超えても全く古臭くならないこの曲。 評価云々ではもうない、地球のスタンダード・ナンバーです。


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Sade『ダイヤモンド・ライフ <期間生産限定盤>(LTD)』

NEW WAVEを聴いていた時代に、UK発の最先端音楽として雑誌で紹介されていたこの作品を購入したのは、エヴリシング・バット・ザ・ガールなどJAZZYなサウンドに定評のあるロビン・ミラーがプロデュースしていたからかもしれない。 バンドとして聴いたが、"スムース・オペレーター"での、クールに抑制されたようで、時折情熱的に歌うシャーデー・アデューの妖しさに、裏切られ、魅せられた。 この作品は、心地よく聴いている間は、自分の部屋がスタイリッシュな空間に化けていることだろう。 ジャンルレスで今なお人気高いこの作品、これが彼らの第一歩目なのだからまた凄い!


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Whitney Houston『そよ風の贈りもの(Blu-spec CD2)』

モデルを経て、この時まだ21歳。女性も憧れる美しさと圧倒的な歌の上手さ。 このデビュー盤が人気高いのは当然でしょう。 特にバラードは楽曲自体いいし、ホイットニーの歌唱力が活かされて、感動の域! "すべてをあなたに"や、ジョージ・ベンソンのカバー"グレイテスト・ラヴ・オブ・オール"はまさしく真骨頂! でも、"恋は手さぐり"のような、次作『ホイットニーII』に受け継がれる打ち込みサウンドも個人的に好みです。 マライア・キャリー以降の女性シンガーのスタイルに、彼女の影響が大きく見られるのは確か。


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Bobby Brown『Don't Be Cruel』

ニュー・ジャック・スウィングが勢いを増した中、運命のごとくドロップされた2nd。 デビュー作も完成度が高いのですが、L.A.リード&ベイビーフェイス、ジーン・グリフィン&テディ・ライリーといった、脂ののった製作陣を迎えたことで、ヒット曲連発の大成功を収めた人気盤です。 この世界的ヒットで、彼のヘアスタイルやスーツ・ファッションをまねる男性が増えるほど、日本でも影響力は大きかったです。 友人が"エヴリ・リトル・ステップ"の脚だけ、一生懸命練習していたことを思い出します(笑) ダンス・ナンバー以外にも、スローな"ロニ"も必聴、今聴いてもキュンとくる名曲。


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Janet Jackson『リズム・ネイション 1814(SHM-CD)』

ジャム&ルイスのプロデュースにより、アルバム『コントロール』で大躍進。その勢い衰えず、3年後に完成したのが今作。 "リズム・ネイション"の、ハードな振り付けの集団ダンスのインパクトで、硬派な女性となった印象が植え付けられた。日本でも当時、本人出演のCMが話題だったので覚えている人もいるでしょう。 時代的にビートの効いた曲が多く、そこに着目しがちだが、彼女のしたためる、等身大の女性の気持ちを代弁する詩にも要注目。 恋心から、リアルな社会問題まで、実は奥深い。 恋心と言えば感傷的なバラード"カム・バック・トゥ・ミー"。これには吐息まじりだ。


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The Isley Brothers『シルクの似合う夜(+BT)』

50年代から活躍しているモンスター・ファミリーが、70's の黄金ファンク時代を通って、80'sにたどり着いたのは、メロメロ系バラード中心の打ち込みソウル。 女性を口説くならこの一枚って先輩が、教えてくれたことも懐かしいくらい、ムーディーな訳ですが。 "シルクの似合う夜"は、後にヒップホップ・アーティストに好んでサンプリングされる大ネタとなり、ただの激甘ではなく、80'sアイズレーのメロディの良さを再認識させた。 彼らの長いキャリアの中でも代表曲であることは間違いない。 と書いたものの、"愛の香り"、"傷ついた兵士たち"も必聴のスウィートな楽曲。


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Prince & The Revolution『パープル・レイン』

洋楽にあまり興味なかった人にも、名を知らしめたのはこの作品から。 同名映画も話題になっていたので、私の周りもそうでした。 自身のバンド ザ・レヴォリューションを率いての完成度は今聴いても高く、危険で濃厚なプリンスの魅力がはち切れんばかりに充満したこのアルバム。 "レッツ・ゴー・クレイジー"、"ビートに抱かれて"、そして"パープル・レイン"。 このセクシーな中毒性を超える人は、なかなか出てきませんね とにかく80年代の殿下は全て必聴です。


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Anita Baker『Rapture』

デジタル・ビートが蔓延してきた時代に、歌で真っ向から勝負していたアニタの出世作。 当時からしたら生音での楽曲発表は、流行りにしか興味がない人たちには、逆に新鮮で驚きもあったはず。 私は、そういう派ではなかったので、自然にこの作品の深みを味わうことができましたが。 クワイエット・ストームと言われた時代から、平成生まれのAORファンからも注目されている現在まで愛聴されているスロー・ジャムを召し上がれ。 当然"スウィート・ラヴ"から。


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Chaka Khan『I Feel For You』

ルーファス時代から既にR&Bというより、ゴスペル・シンガーに近い本格的ディーヴァ。 その実力で徐々に認められ、ソロになってからも恵まれた環境でヒット作を連発したわけですが、 彼女の最大ヒットは、このアルバムのご存知タイトル曲、プリンスのカバー"フィール・フォー・ユー"。 メリ・メルがじわじわRAPで盛り上げてくれるイントロが印象的で、最初はこの時代に乗っかった感が、個人的にうーんだったが、今や80'sエレクトリック・ファンクの味わいが美味しく思えます。 いかにもデヴィッド・フォスター!の名バラード"スルー・ザ・ファイア"、こちらもやっぱり味わい深し。


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タグ : タワレコ名盤セレクション

掲載: 2020年05月25日 00:00

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