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マーカス・ミラー新作は貴重ライヴ盤!スラップ・ベース作品も大特集

マーカス・ミラー

プロデューサー、アレンジャーとしても活躍するマーカス・ミラーが、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団と共演した貴重なライヴ音源。ゲストには、ソウル・シンガーであるラウル・ミドンや、トランペッターのロイ・ハーグローヴが参加。

2008年11月にモナコで行われたモンテカルロ・ジャズ・フェスティヴァルでのステージを収録しています。

更に、ボーナス・トラックとして、ハービー・ハンコックが参加したビリー・ホリデイのカヴァー、「奇妙な果実」のスタジオ録音を追加収録。

【収録曲】
1. ブラストBlast!
2. ソー・ホワット
3. ステイト・オブ・マインド(feat.ラウル・ミドン)
4. アイ・ラヴ・ユー・ポーギー
5. アマンドラ(feat.ロイ・ハーグローヴ)
6. アイム・グラッド・ゼアー・イズ・ユー(feat.ロイ・ハーグローヴ)
7. 私のお父さん~マシュ・ケ・ナダ(feat.ロイ・ハーグローヴ&ラウル・ミドン)
8. ユア・アメイジング・グレイス(feat.ラウル・ミドン)
9. 奇妙な果実 (feat.ハービー・ハンコック):スタジオ録音

 

ラウル・ミドン&ロイ・ハーグローヴ

【メンバー】
マーカス・ミラー (b, bcl)
ロイ・ハーグローヴ (tp)
ラウル・ミドン (vo, g)
アレックス・ハン (as)
DJ ロジック (turntables)
フレデリコ・ゴンザレス・ペーニャ (key, perc)
プージー・ベル (ds)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ハービー・ハンコック (p)Tr.9のみ

 

○フュージョン系ジャズ・ベーシストといえばこの人も。スタンリー・クラークの新作も登場。上原ひろみ参加。

○ハービー・ハンコックの新作も発売決定!マーカスも参加しています。

○We Love Slap Bass!

マーカスと言えば何といっても“スラップ・ベース”!スラップ・ベースを楽しめる名作達を大特集!

東のマーカスに西のエイブ!彼を忘れるなかれ!

個人的に本当に好きなベーシスト。フュージョン、ソウル、AORなどなどここまで万能に弾けるベーシストも少ない。渋いプレイをするんですよね~。しかし実はバカテクの持ち主だったりする訳です。フラメンコ・ギターのように弦を掻き鳴らしたり、和音使いも上手いし、スラップも強烈。そんな彼のベスト・プレイが聴けるのはリーダー・バンドの“KOINONIA”なんですが、すべて廃盤なので当作を推薦。ラリーの代表曲M5でのソロは圧巻。

スラップ・ベースって何? 「POW」を聴けば分かるさ!

スラップ奏法の生みの親、神様ラリー・グラハムの1978年作。とにかくM1「POW」を聴かない事にはスラップを語れないでしょ。スラップを演るベーシストでこの曲にチャレンジした事のない人なんていないんじゃ?ってくらい有名なフレーズ。もちろん私もその一人。(笑)スラップ・ソロのイントロで始まるM7も強力。歪みまくりのソロ・フレーズは爆風スランプの名曲「ザ・ツライ」で江川ほーじん氏がリスペクトしてフレーズに取り込んでいます。

チャック・レイニーのスラップに対するこだわり

言わずと知れたドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーのコンプリート・ワークス。ここまで人、時間、金をかけたアルバムは後にも先にないでしょ。でもって7曲中6曲でベースを弾いているのが神様「チャック」な訳です。とにかくM4。実はこの曲ウォルターにスラップを弾くなと命令されたのですが、絶対にサビはスラップが合うと引かず、しまいにはこっそりアンプの陰に隠れてプレイしたそうです(このエピソードに関しては、DVD『クラシック・アルバムズ:エイジャ』に詳しく)。さすが職人ですな。M7ではコード弾きを上手く使ったファンキーなフレーズが最高。

マーカス聴くならまずこのアルバム、いやこの曲「RUN FOR COVER」

 

1984年にリリースされたデヴィッド・サンボーンの傑作ライヴ。今でもマーカスのライヴで演奏される事の多い彼自身が書いたM3。ラリー・グラハムが「POW」ならマーカスはやっぱり「RUN FOR COVER」でしょ。この曲に尽きる。イントロの静かな指弾きから一転してスラップ満載で6連フレーズを盛り込んだソロも最高。さらに1分半に渡る高速ソロが聴けるM1もヤバイ。ラリーもカバーしたアル・グリーンのM6も必聴。

マーカス22歳。もはや貫禄すら漂ってます

 

1981年にリリースされたトム・スコットのフュージョン・ライヴ・アルバムで確実に5本の指に入る名盤。スティーヴ・ガッド(ds)、リチャード・ティー(Key)、エリック・ゲイル(g)のスタッフ勢にラルフ・マクドナルド(perc)を加えた最強メンバーの一角を22歳のマーカスが担う。何はともあれM7にソロを聴いて下さいな。フィルター使いから得意の6連フレーズ。う~ん、言う事無し。ガッド&マクドナルドのソロも最高。リチャード・ティー大活躍のM5も素晴らし過ぎる。

史上最強ベース・トリオの誕生

 

2007年10月にニューヨークで行われたセッションがきっかけとなり、スタンリー・クラーク、マーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテンの3人による夢のコラボ・アルバム。スタクラの鬼早弾き、マーカスの存在感200%のスラップ、ヴィクターのバカテク・スラップが正面衝突!これは事件です。ソングライティングに定評のある彼ら、ただの弾きまくりアルバムになっていない所が流石。マーカス節のファンキー・チューンM2、ジョージ・デューク参加のM3、チック・コリアとスタクラが激突のM4、ヴィクターの超絶スラップ対マーカスのM8、マイルスのM9と大満足な内容。

若き日のマーカスの怪演が聴けるJ-フュージョンの金字塔的アルバム

 

もはやその存在は人間国宝に値するギタリスト渡辺香津美が1980年にニューヨークで録音した大傑作。マイケル・ブレッカー(sax)、マイク・マイニエリ(vibes)、スティーヴ・ジョーダン、ピーター・アースキン(ds)、ウォーレン・バーンハート(key)らとともに当作に参加したのが若き日のマーカスってな訳です。何とこの時21才!日本フュージョン史において最重要曲といえるM5、さらにM1、M6を聴いて下さいな。カッコ良過ぎでしょ!このベースライン無くしてこの傑作無し!

何と言ってもタイトル曲M1!このリフは全ベーシスト必修!

 

スティーヴ・ガッド、レニー・ホワイト(ds)、盟友ジョージ・デューク(key)にジョン・マクラフリン(g)そしてジェフ・ベックまでもが参加したベース、いや、フュージョン大名盤!超絶的テクニック、アレンビック独特の音色とベーシストが愛してやまない理由がそこかしこに散りばめられた本盤ですが、何と言ってもM1!楽曲がカッコ良いロック・フュージョンの傑作です!ガッドと絶妙なグルーヴを叩き出すM5、ビリー・コブハムと大6連符大会が繰り広げられるM6もコーフン!

野獣の如き荒々しいスラップを聴け! 

 

ラリー・カールトン在籍時のクルセイダーズが1976年にリリースした傑作。ここで豪快なベース・プレイを披露するのがロバート・ポップス・ポップウェル。グローブの如きドデカイ手でトレード・マークのフェンダー・プレベをぶっ叩けば、そりゃこんな音がでる訳だ。とにかくM7を聴いてチョーダイ。シンプルだけどドライヴ感が驚異的。M3のベース・ラインもカッチョイ~。ちなみにM1はフュージョン史に残る大名曲。ギター・ソロはラリー史上ベスト3に入る怪演。

あなたのスラップ、永遠に忘れません! 

 

角松敏生がギタリストとして1987年にリリースした真夏のドライブに欠かせない1枚。ここでプレイするのが2006年に惜しくも他界してしまった青木智仁なのである。膨大なレコーディングに参加し、オール・ラウンダー振りを発揮した彼、コーラスの効いたサウンドでのスラップ・プレイは天下一品。爽快なサマー・フュージョンM2、そしてフレットレス・ソロから必殺のスラップ・ソロ炸裂のM6は必聴。さらに桜井哲夫、高水健司とのその名も「BASS BATTLE」M8は壮絶!

総勢11名のベーシストによる「SCHOOL DAYS」

2002年に行われれたチャリティー・ライヴ。スティーヴィー・ワンダー、シーラ・E、
スチュアート・コープランドなど豪華なメンバーが集まりましたが、何と言ってもハイライトはラストでのセッション。お約束の「SCHOOL DAYS」を11名のベーシストがステージに集結。圧巻です。フリー、スチュハム、ウェイマンなど大弾きまくり大会となっていますが、最後に登場するマーカスの存在感に圧倒されます。やっぱり格が違いますな。

タグ : フュージョン

掲載: 2010年05月18日 14:11

更新: 2010年05月20日 15:07