リンゴ・スター、ジャクソン・ブラウン参加のベン・ハーパー10作目

通算10枚目、ソロ作としては2006年の『Both Sides Of The Gun』以来。ファースト・シングル「ロックンロール・イズ・フリー」は、去夏ニール・ヤングの＜ロッキン・イン・ザ・ワールド＞の圧倒的パフォーマンスに衝撃を受けた直後に書き上げた曲とのこと。この初期衝動こそが、本アルバムに注がれた熱意といえるだろう。「全てのサウンドはここ1年半の自分の体験からインスパイアされて出来たもの。これほどに正直な音楽的声明ないよ」とベンは語る。主にロサンゼルスにあるジャクソン・ブラウンのスタジオにて録音され、リンゴ・スターやジャクソン・ブラウンもゲスト・ミュージシャンとして参加している。生命力と愛にあふれた熱きグルーヴが、聴く者の心に自由と希望を与えてくれる！

【Fistful Of Mercy】ベン・ハーパーが、ダニー・ハリスン（ジョージ・ハリスンの息子）、ジョセフ・アーサーと結成したプロジェクト、フィストフル・オブ・マーシーのアルバム。それぞれの歌声に奇跡が宿った珠玉の1枚。