こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

人気のNHK「現代の音楽」~アーカイブ・シリーズに新譜が登場

NAXOS

NHK「現代の音楽」~アーカイブ・シリーズ

NAXOSレーベルの人気シリーズ、NHK「現代の音楽」~アーカイブ・シリーズに、最新タイトルがラインナップに加わりました。一柳慧と石井眞木の作品集ですが、60年代~70、80年代にかけての貴重な録音を楽しむことが出来ます。
※一柳慧:作品集では、解説を担当されている川崎弘二氏による作曲家へのインタビューも収録されています。
※共に、“HQCD (Hi Quality CD)”仕様によるリリース!

一柳慧:ピアノ音楽第4エレクトロニック・バージョン、コラージュ、トライクローム 他

10代の終わりに渡米、そこでジョン・ケージらをはじめとする「アメリカ現代音楽」の洗礼を受けた一柳慧。自身も優れたピアニストであった彼は、ケージ作品の演奏を重ねながら、図形楽譜などの不確定性の音楽を追求していきます。例えば、テュードアの弾く(!)「ピアノ音楽 第4」のなんと斬新なこと。「4分33秒」に匹敵する名曲として、一度は聴いていただきたい逸品です。
そんな初期の作品から、実に多くの素材(電子音楽も含む)を取り込みながら、深化してやまない1970年代後半の作品を収録。テクノロジーと手作業の融合と、芸術というものの存在価値を求めてやまない作曲家の姿が、克明に捉えられています。川崎弘二氏による作曲家へのインタビューを収録。

 

【収録内容】
1. ピアノ音楽 第4 エレクトロニック・バージョン(1960 / 1964)
18:03 ※モノラル
デヴィッド・テュードア(ピアノ)
録音:1964年11月27日 草月会館ホール
「ジョン・ケージ デーヴィッド・チュードア 演奏会」

2. 尺八、箏、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、銅鑼とオペレータのための「コラージュ」(1965)
23:01 ※モノラル
小林健次(ヴァイオリン) / 江戸純子(ヴィオラ) / 黒沼俊夫(チェロ) / 道井洵(コントラバス) / 横山勝也(尺八) / 菊地梯子(箏) / 岡田知之(銅鑼) / 山口浩一(銅鑼) / 奥山重之助(音響技術) / 岩城宏之(指揮)
録音:1965年11月29日 朝日講堂「第6回 現代音楽祭」

3. フルート、打楽器、ピアノとヴァイオリンのための「トライクローム」(1975)
10:00
野口龍(フルート) / 植木三郎(ヴァイオリン) / 一柳慧(ピアノ) / 若杉弘(打楽器)
録音:1975年1月13日 第一生命ホール 「室内楽70」

4. フルート、クラリネット、打楽器、ハープ、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための「リカレンス」(1977 / 1978)
10:52
中川昌三(フルート) / 森田利明(クラリネット) / 吉原すみれ(打楽器) / 木村茉莉(ハープ) / 一柳慧(ピアノ) / 篠崎功子(ヴァイオリン) / 苅田雅治(チェロ) / 石井眞木(指揮)
録音:1980年9月28日 ドイツ文化センターホール
「パンムジーク・フェスティバル14 東京 '80コンサート4 75-80年の音楽」

【解説】
川崎弘二氏

石井眞木:ピアノ曲、響層、螺旋I、アニメ・アマーレ(バージョンI)

ベルリン音楽大学で「シェーンベルクやベルクの弟子」であったヨーゼフ・ルーファーに師事、そこで12音技法による作曲を学んだ石井眞木の音楽。作曲時にはその技法を根底に置きながらも、日本の伝統音楽も視野に入れた、独自の音楽を作りあげていきます。彼の音楽は、様々な特殊奏法が齎す実に多彩な響きと、偶然性が混在しており、それはある種の陶酔感をもたらすものでもあります。このアルバムに収録された4つの曲からも、大活躍する打楽器群に加え、電子音楽までをも、日本的音要素と融合させるべく奮闘する石井の姿を見ることができるのではないでしょうか。

 

【収録内容】
1. ピアニストと打楽器奏者のための「ピアノ曲」(1968)
10:34 ※モノラル
山口恭範(打楽器) / 一柳慧(ピアノ)
録音:1968年2月4日 東京文化会館
「第2回 日独現代音楽祭 現代ピアノ音楽の夕べ」

2. 打楽器群とオーケストラのための「響層」(1969)
20:21
東京都交響楽団 / 森正(指揮)
録音:1969年2月7日 東京文化会館「民音現代作曲音楽祭」

3. 7奏者と電子音響のための音楽「螺旋I」*(1969)
14:18 ※モノラル
小出信也(フルート) / ハインツ・ホリガー(オーボエ) / ウルズラ・ホリガー(ハープ) / 本荘玲子(ピアノ) / 山口恭範(打楽器) / 有賀誠門(打楽器) / 百瀬和紀(打楽器) / 山岡重信(指揮)
録音:1970年2月6日 東京文化会館「第4回 日独現代音楽祭」

4. ハープ、打楽器とテープのための「アニメ・アマーレ」(バージョンI) (1974)
19:57
篠崎史子(ハープ) / 山口恭範(打楽器) / NHK電子音楽スタジオ
放送:1974年10月20日

【解説】
川崎弘二氏

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年09月14日 19:20

更新: 2012年09月14日 19:30