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ジョン・ウィリアムスの流麗な名作!『アルプスの少女ハイジ』

アルプスの少女ハイジ『アルプスの少女ハイジ』といえば、日本では、もちろん、あの名作アニメが思い浮かぶが、原作は、19世紀にスイスの作家、ヨハンナ・スピリによって書かれた児童文学。

 よって、1937年にシャーリー・テンプルがハイジに扮しての『ハイデイ』を初めとして、何度も実写でのドラマ、映画化がなされている。

 今回、サウンドトラック盤がスペインの気鋭のレーベル、カルテットがリリースしたのは、1968年のアメリカでのテレビドラマ化。

 ハイジを演じたのは、『ピンク・パンサー』シリーズ、『ティファニーで朝食を』などの名匠ブレイク・エドワーズ監督を父に、『サウンド・オブ・ミュージック』の名女優ジュリー・アンドリュースを母に持ったジェニファー・エドワーズ。 監督は、『ミサイル空爆戦隊』『ニューヨーク泥棒結社』などを撮り、70年には、テレビ映画のこちらも名作『ジェーン・エア』を残すデルバート・マン。

 音楽は、『おしゃれ泥棒』『美人泥棒』など、おしゃれな映画の音楽の登板が多かった、当時30代半ばぐらいの年齢のジョン・ウィリアムス。(当時のサントラはジョニー・ウィリアムス名義のものもある)

さて、そのジョン・ウィリアムスの音楽が、美しく壮大で豊かなメロディをオーケストラが高揚感たっぷりに奏でる、後の『スター・ウォーズ』や『タワーリング・インフェルノ』に繋がっていく、爽快かつ重厚さ。

 このサントラは、アメリカでの放映時は、サントラLPが発売されたが、ファミリー・ドラマのサントラならではの、ナレーションがほぼ全曲に渡って入る<おはなしアルバム>の体裁であった。そのため、サントラの音楽そのもののみの音源の音盤化はファン待望なのでありました。

 そのLPに収録されているナレーション入り音源は、今回の盤の広範に収録。美しいオーケストラ、70年代あたりまでのジョン・ウィリアムス・サウンドのファン、そして例えば、フランスのジョルジュ・ドルリューのファンあたりにもお薦めの名作中の名作のCD化です。

関連盤は、おしゃれなジョン・ウィリアムスの音源を。

掲載: 2013年06月19日 15:56