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90年代のモリコーネの美しい傑作『ロリータ』が限定CD化!

ロリータ90年代のエンニオ・モリコーネを代表する美しい作品が、フランスのミュージック・ボックス・レコーズより発売。

1997年に『フラッシュダンス』『ナインハーフ』のエイドリアン・ライン監督が、ジェレミー・アイアンズと、当時15歳のドミニク・スウェインを主役に映画化した、ナボコフの、あの『ロリータ』のサウンドトラック。

『ロリータ』といえば、60年代に一度、スタンリー・キューブリックが映画化しており、その際は、ネルソン・リドルがかわいらしく華やかなイージーリスニング調のサウンドで、陽的に作品を彩った。

が、97年版のモリコーネによる『ロリータ』は、そう、どちらかといえば、60年代から70年代にかけて、モリコーネが多く携わった、濃厚な大人の愛の映画につけた妖しい美しさに満ちたサウンドのテイストに近いもの。

このころの、モリコーネのラブストーリーのサントラといえば、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『マレーナ』があるが、マレーナの大らかでノスタルジックな美しさに比較すれば、こちらは、まさしくガラスのような繊細さで、退廃的に美しいがノスタルジックとは違うダークなメロディアスさが表現されている。

公開当時にMILANよりリリースされた盤よりも、大幅に増曲。当時の盤を持つファンも必携。ジャケットも、97年当時のイタリア盤、アメリカ盤いずれとも違うが、今回のビジュアルは、フランス版ポスターのデザインをアレンジしたもののようである。

関連盤には、このあたりが好きなかたにはお薦め、というあたりの名作を。

掲載: 2013年11月14日 18:16