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ドイツの新鋭チェロ奏者、マキシミリアン・ホルヌング来日記念盤。2タイトル同時発売!

ホルヌング来日記念盤

21歳で難関として知られるドイツ音楽コンクールで優勝し、同世代のチェリストの中で最も将来を嘱望されているマキシミリアン・ホルヌング。2014年4月、東京・春・音楽祭を含む初のリサイタル・ツアーでの来日(共演は河村尚子)に際して、ソニークラシカルへの2枚のアルバムを一挙に発売いたします。

【来日日程】
4/5(土)武蔵野市民文化会館小ホール
4/6(日)倉敷 大原美術館
4/7(月)大阪フェニックスホール
4/8(火)東京文化会館小ホール

東京・春・音楽祭ページこちら>>>

マキシミリアン・ホルヌング (チェロ) Maximilian Hornung 1986年、ドイツのアウクスブルク生まれ。8歳よりチェロを始め、1995年よりエルダー・イサカッゼのもとで学ぶ。トーマス・グロッセンバウアー、ダヴィッド・ゲリンガスにも師事。 2007年、ドイツ音楽コンクール優勝。ベルリンのフィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ライプツィッヒのゲヴァントハウス、チューリッヒのトーンハレ、ロンドンのウィグモアホールなどヨーロッパ各音楽都市の一流コンサートホールで演奏している。 室内楽では、クリスティアン・テツラフ、リサ・バティアシヴィリ、フランソワ・ルル、ミッシャ・マイスキー、リン・ハレルなどと共演。また、ドイツの若いピアノ三重奏団「テックラー・トリオ」のメンバーでもあり、多くのコンクールに入賞している。さらに、トーンハレ、バイエルン放送響、ベルリン放送響、モスクワ・チャイコフスキー交響楽団など世界一流のオーケストラ、ダニエル・ハーディング、マンフレート・ホーネック、ハインリッヒ・シフなどの指揮者とソリストとして共演している。 つい先頃までバイエルン放送響の第一首席チェリストをつとめ、2012年秋の同オーケストラの日本ツアーではメンバーとして来日。2013年春にソロ活動に専念するため退団。出身地のアウクスブルク・フィル、バンベルク響(ウルバンスキ指揮)、バイエルン放送響(ハイティンク指揮)などヨーロッパのオーケストラとの共演が予定されている。また、アンネ=ゾフィー・ムター財団より強力な支援を得ており、2011年にはムターと同財団の支援を受けている演奏家たちとともにツアーをおこなった。ケルン、エッセン、ハンブルク、バーデン・バーデン音楽祭などでも演奏している。デビューCDはGENUINレーベルからリリースされ、フランスのClassic-info Ring prizeを受賞。さらにBRIDGEレコードとはオーデンセ交響楽団との共演でユーディ・ワイナーのチェロ協奏曲を世界初録音、ラフマニノフとストラヴィンスキーの作品も収録した。2010年にソニークラシカルと専属契約を結ぶ。2011年には、ソニーでのデビューCD「Jump!」がエコー賞新人賞を、さらに2012年にソニーからリリースされたバンベルク交響楽団と共演のサン=サーンス「組曲とロマンス」/ドヴォルザークのチェロ協奏曲もエコー賞を受賞した。

Maximilian Hornung artist profile~Borletti Buitoni Trust YouTubeページより
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、サン=サーンス:組曲ニ短調、ロマンスヘ長調
『ホルヌングはまるで別の惑星から来た音楽家のようだ。こんなにも若いのにすでに円熟し、ベテランの名手のように落ち着いた自信と、ロッカーのような若々しい勢いとが、一人の人間の中に同居している』(『ディ・ツァイト』紙)と絶賛されているように、伸びやかでスケールの大きな音楽性、卓越した技巧、美しく豊かな音色など、チェリストとしてのずば抜けた才能を開花させ、ヨーロッパでいま大きな注目を集めています。2013年春、ソロ活動に専念するため首席チェロ奏者を務めていたにバイエルン放送交響楽団を離れ、今シーズンはルツェルン音楽祭、チェコ・フィルやウィーン響へのデビューを果たすかたわら、故郷のアウグスブルク・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めています。
2012年11月に録音された当アルバムは、ホルヌングのソニークラシカルへの2枚目・初めての協奏曲録音となったもので、あらゆるチェリストの根幹のレパートリーともいうべきドヴォルザークのチェロ協奏曲を中心に据え、やはりチェロという楽器を偏愛したサン=サーンスの組曲とロマンスを前後に配した構成になっています。ドヴォルザークの協奏曲では、ホルヌングの演奏のスケールの大きさ、そして第1楽章や第2楽章の抒情的なパッセージでの懐かしみ溢れる表現力が際立ち、サン=サーンスの2曲では繊細なまでの音色のコントロールが耳に残ります。
共演はドイツ気鋭のセバスティアン・テヴィンケル指揮する名門バンベルク交響楽団。ドイツのオーケストラらしい分厚く温かみのある響きで、若いホルヌングを盛りたてています。
【収録予定曲】サン=サーンス:チェロと管弦楽のための組曲ニ短調作品16
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104
サン=サーンス:ロマンスヘ長調作品36
【演奏】マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)
セバスティアン・テヴィンケル指揮 バンベルク交響楽団
【録音】2010年11月2日~5日、バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・サール(デジタル・セッション)
【プロデューサー】ベルンハルト・アルブレヒト
【バランス・エンジニア】ヘルベルト・フリューバウアー

ロマンス&さすらう若人の歌~チェロのための小品集
ドイツのチェロ界を担う未曽有の大器、マキシミリアン・ホルヌング、ソニークラシカルよりソロ・デビュー。
2010年に録音された当アルバムは、マキシミリアン・ホルニングにとってソニークラシカルへのデビュー録音となったもの。ホルヌングの特筆の一つである熱い「うたごころ」が横溢する小品集で、バッハからチャップリンにいたるさまざまな時代を横断し、チェロのために書かれたオリジナル曲のみならず、ピアノ曲・ヴァイオリン曲などからのチェロ用の編曲も含まれています。
特に注目されるのは、アルバムの中央に置かれたマーラーの「さすらう若人の歌」をホルヌング自らチェロとピアノ用に編曲したもの(世界初録音)。青春時代の恋のときめきや失恋の痛手など、感情の起伏の大きなオリジナルの歌曲のエッセンスを、まるでチェロが人間の感情をもって語りかけるかのように木目細やかに表現しています。
共演のミラーナ・チェルニャフスカは、ウクライナ出身のドイツのピアニストで、ソロのみならずユリア・フィッシャー、リサ・バティアシヴィリ、デイヴィッド・ギャレット、ダニエル・ミュラー=ショット、フォーグラー・クヮルテットらの重要な室内楽のパートナーとして活躍しています。
【収録予定曲】スクリアビン:ロマンス / ブリッジ:セレナード / ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌 / ドビュッシー:夜想曲とスケルツォ / フォーレ:演奏会用小品[イッサーリス編] / シューベルト:楽興の時D.780(作品94)の3[グリュッツマッハー編] / マーラー:さすらう若人の歌[ホルヌング編] 世界初録音 / ブロッホ:祈り / ブロッホ:ニグン[シュスター編] / バッハ:G線上のアリア[ローズ編] / ブーランジェ:3つの小品 / ウェーベル:2つの小品 / チャップリン:ライムライト[ベックマン編] / G.ブーランジェ:ジョルジェット
【演奏】マキシミリアン・ホルヌング(チェロ)ミラーナ・チェルニャフスカ(ピアノ)
【録音】2010年7月21日~24日、ミュンヘン、バイエルン放送局第1スタジオ(デジタル・セッション)
【プロデューサー】ダグマー・ビルヴェ
【バランス・エンジニア】ウルリケ・シュヴァルツ

カテゴリ : ニュース ニューリリース

掲載: 2014年03月07日 17:30