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アントニオ・ロウレイロ、2013年8月奇跡の東京公演を収めた作品

Antonio Loureiro

NRTの新シリーズ<quiet border>第6弾。ブラジル最注目のシンガーソングライター/マルチ奏者、アントニオ・ロウレイロのサード・アルバムは、2013年8月の東京公演を収録した内容。メンバーに芳垣安洋(drums)、鈴木正人(bass)、佐藤芳明(accordion)を迎えた編成での録音。日本を代表するミュージシャンたちとの奇跡のセッションがついに陽の目をみる。新曲2曲、そしてミナス名曲のカヴァーも収録。

【Antonio Loureiro】
ブラジル・サンパウロ生まれ、27才(本作録音時)。ミナス・ジェライス連邦大学にて作曲と鍵盤打楽器を学ぶ。2000年よりプロとしてのキャリアを開始。トニーニョ・オルタ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートをはじめとした多数の作品やライブに参加、キャリアを重ねる。グループ「A Outra Cidade」「Ramo」のメンバーを経て、2010年に初のソロ・アルバム『Antonio Loureiro』を発表。この作品が日本でもミュージックマガジン誌「ベストアルバム2010」にて高橋健太郎氏(音楽評論家)によって1位に選出されるなど、話題となる。ポルトガル、フランスでもツアーを行い、国際的に注目を集める。隣国アルゼンチンのアーティストとの交流も盛んで、アカ・セカ・トリオ、ディエゴ・スキッシといった最注目アーティストたちとも共演するなど、ミナス=サンパウロ=アルゼンチンを核とした南米の器楽系ルネッサンスの中核的存在となりつつある。現代ブラジルでその将来をもっとも嘱望されるマルチ奏者であり作曲家、シンガーソングライターである。

掲載: 2014年09月05日 17:57