ティム・フェイン～グラス：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ(世界初録音)

ミニマルの大家として知られるフィリップ・グラスが、突如バロックに目覚めた!? などと思えてしまうほどバロック風味。しかし、突如同じフレーズが繰り返されたり、転調を繰り返したりと、ミニマルな味付けも忘れない。グラスならではの美しい作品、それが“無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ”です。特に「シャコンヌPart 2」は、明らかにかの傑作『バッハ：無伴奏ヴァイオリン～シャコンヌ』を意識した作りで、影の濃く美しいメロディーは、現代音楽の垣根を越えヴァイオリン・ファンなら聞き惚れる事請け合いです。演奏は、作者が率いる「フィリップ・グラス室内アンサンブル」のメンバーで、協奏曲の演奏ではソリストを務める技巧派ティム・フェイン。心ゆくまでヴァイオリンの美音に酔いしれる事ができます。
(タワーレコード）

【収録曲】
グラス：無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
1.Opening
2.Dance 1
3.Chaconne, Part 1
4.Morning Song
5.Chaconne, Part 2
6.Dance 2
7.Evening Song
【演奏】
ティム・フェイン(Vn)