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元バトルスのタイヨンダイ・ブラクストン6年振りの新作

Tyondai Braxton

元バトルスの中心メンバーにして、ソロ転向後はミニマル・ミュージックの匠フィリップ・グラスとの交流やロサンジェルス・フィルハーモニック、ロンドン・シンフォニエッタ、BBC交響楽団、そしてニューヨークのワードレス・ミュージック・オーケストラといった世界の名だたるオーケストラとともにコンサートを行うなど現代音楽家としての才能やキャリアにも脚光が集まっていたタイヨンダイ・ブラクストンが実に6年ぶりとなるソロ最新作を老舗<NONESUCH RECORDS>からリリース!すでにロンドンのバービカン・センターで開催された同レーベルの50周年記念祝典の一環として演奏されている本作“HIVE”とは、デンマーク人の建築家ウッフェ・サーランド・ファン・タムズによってデザインされた近未来的な楕円形ポッドと、その上に座った5人のミュージシャンによるアンサンブルで構成されたライブ・パフォーマンス用のマルチメディア作品。現代音楽、ミニマル、ヴァレーズやクセナキス、シュトックハウゼンら-----さらに同時代の例を挙げるならフローリアン・ヘッカー、カールステン・ニコライ、カンディング・レイ…様々なテクスチャーが有機的に配置され、そして絡み合う、極めてモダンなミュジーク・コンクレート作品として、その輝かしいキャリアに新たな花を添える名盤がここに誕生した。

 

 

【TYONDAI BRAXTON(タイヨンダイ・ブラクストン)】
NYを拠点に活動するコンポーザー/パフォーマー。実験音楽家アンソニー・ブラクストンの実息にして、ゼロ年代ハードコア~ポスト・ロックの代名詞であるバトルスの中心メンバーとして活躍。’09年にはソロ・アルバム『Central Market』をリリースし、バンドを脱退後もザ・バング・オン・ア・キャン・オール・スターズ、クロノス・カルテット、アラーム・ウィル・サウンド、そしてブルックリン・ライダーといった演奏集団や巨匠フィリップ・グラスと共演するなど精力的に活動を続け、’15年には< NONESUCH RECORDS >より待望のソロ最新作『HIVE1』をリリースする。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2015年03月06日 20:04

更新: 2015年05月20日 16:00