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2016年グラミー賞オペラ部門賞受賞!小澤征爾の2013年ライヴ~ラヴェル:歌劇『子供と魔法』

KYODO NEWS【共同通信社】YouTubeより 2013/08/23公開

小澤征爾さんグラミー賞初受賞!
セイジ・オザワ 松本フェスティバルの公式サイトによると、小澤征爾さんは今回の受賞にあたり、次のようなコメントを出しました。
「この『子どもと魔法』は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」(2016年2月16日)

今回の受賞盤がラヴェルの歌劇“子供と魔法”となったことで、この小一時間ほどの宝石箱のような名作オペラが広く知られるきっかけとなるような予感がします。

ママに勉強しなさい、勉強しなさいと怒られて、部屋の中のモノに当たり散らす子供。すると子供が投げ散らかした教科書や猫や中国茶碗が子供に復讐。教科書からは数学の先生が飛び出して難問を連続出題、猫は巨大化して子供の頭を鞠代わりにゴロゴロ、中国茶碗はブルースにのって「ハラキリ、雪舟早川~♪」とデタラメな日本語で歌いだします。最後はママが現れて魔法から救われる、という楽しい筋書のオペラは、ラヴェルの熟練した作曲技法による美しい旋律と繊細なオーケストレーションに彩られ、愛らしくて抱きしめたくなるような作品となっています。

「『子どもと魔法』は僕がパリのオペラ座でデビューした時のオペラです」と、この作品は小澤征爾さんにとっても思い入れの深いオペラです。“子供と魔法”に接したことが無い方も、ぜひこの機会にこの名作オペラの美しさに触れて頂ければ幸いです。
(タワーレコード) 

2013年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本で行われたオペラ公演ライヴ。2013年はラヴェルの2作品(《子供と魔法》と《スペインの時》)が上演され、小澤征爾は《子供と魔法》を指揮。2012年は病気の為に同フェスティバルで指揮姿を見せなかった小澤が、完全復活を印象付けた2013年のオペラ上演でした。作品は子供が主人公のファンタジーで、ラヴェルの色彩豊かなスコアをサイトウ・キネン・オーケストラが見事に再現。豪華な歌手陣のコミカルな演技もあいまって、楽しいステージが展開されました。
(ユニバーサルミュージック)

【曲目】
モーリス・ラヴェル:歌劇《子供と魔法》
【演奏】
こども:イザベル・レナード
肘掛椅子、木:ポール・ガイ
母親、中国茶碗、とんぼ:イヴォンヌ・ネフ
火、お姫様、うぐいす:アナ・クリスティ
雌猫、りす:マリー・ルノルマン
大時計、雄猫:エリオット・マドア
SKF松本合唱団、SKF松本児童合唱団 他
サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
【録音】
2013年8月23日、25日、28日、31日 まつもと市民芸術館(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : プロモ(クラシック) グラミー賞

掲載: 2015年06月03日 18:30

更新: 2016年02月16日 09:30