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ポール・ギルバート節全開、目から鱗のロック・アルバム完成

Paul Gilbert

2014年11月のMR. BIG来日時に、安定路線に乗ったキャリアに胡座をかかないで、もう一度ソロ初期のようなガッツ溢れる作品を制作しようよ、という日本側からの要望に応え一気に若返ったロック・アルバムを完成させた!

プロデューサーには今やロック・プロデューサーの頂点に立つケヴィン・シャーリー! ケヴィンがアイアン・メイデン話題沸騰の新作『ザ・ブック・オブ・ソウルズ』のプロデュースに引き続き手掛けたのが本作だ。ポール自身、MR. BIGのヒット作『What If…』でケヴィンとの作業を体験し、自分のソロでプロデューサーを立てるならケヴィンとやりたいという希望を持っており、今回、その希望がかなった念願の作品となった。業界全体、制作費削減の嵐が吹き荒れる中、時代に逆行し、ポールのソロ史上、最も制作費が高いアルバムとなった!

制作費が高い分、そしてプロデューサーの椅子にケヴィン・シャーリーが座っていることの効果が十二分にでた、押しが強いビッグなサウンドはここ数作のポールのソロに今ひとつ乗りきれなかったファンの納得の出来!

ファンが最も好むポール+2ndギタリストのギター・バンド形式に戻ったこともセールス・ポイント! 今回のパートナーはポール自身が最も信頼を寄せているお馴染みトニー・スピナー! ポールと同等のテクニックを誇るトニーの全面参加で、ギター・アルバムとしても強烈な個性を持つ作品となっている!

今回はバンド・ギタリストに徹しようということで、ヴォーカルには再び、フィレディー・ネルソンを招集。コーラス面も含めこの話題作に花を添えている。

曲調は、ファンから今も愛されている、あの『フライング・ドッグ』、『アリゲーター・ファーム』の頃のポップでロックなギルバート・ロックがカムバック!
人とはちょっと視点が違う、へんてこな疑問を妙な芸風の歌にする名付けて『コラム・ロック!』からMR. BIGの『To Be With You』のアンサーソング?ともとれる意味深な楽曲、バラエティ豊かなポール節が全開!

アルバム・タイトルは安定した最近のキャリアに自ら渇を入れるという意味も持つ、『僕だってこのまま終わるつもりはないよ! ワイナリー・ドッグスに負けたくないじゃん』と言わんばかりの気力充実のロック・アルバム完成だ!

 

〈ブッこわせるぜ!~コンプリート・レコーディング・セッション』〉
レコーディングの模様を克明に記録した大量のビデオ素材から、見せられる素材は全部公開する超貴重なDVD3枚とレコーディング・セッション中の写真を追加した他ヴァージョンとは異なるカスタム・ブックレットが付いた永久保存版。アーティストがどのようにアルバムをレコーディングしていくのか、ケヴィン・シャーリーはどういう仕事をしているのかが克明に解る、ポール&MR. BIGのファンのみならずレコーディングに興味があるすべてのマニアに捧げるお宝映像満載の強力パッケージとなっている。おそらくここまでレコーディングの秘密をさらけ出すアーティストはいないだろうと自負する超弩級のドキュメンタリー大作だ。勿論、この映像は日本独自企画で海外発売時には付きませんし、これを楽しむだけの成熟したロック・オーディエンスがいるのも日本だけ!

 

〈DVD付き〉
DVD付きヴァージョンには、レコーディング前のL.A.メイトスタジオにおけるリハーサルからベーシック・トラック録音、オーヴァーダブ、歌入れまで克明に追った大量の映像素材からセレクトした『メイキング・オブ・ブッこわせるぜ!』付き。普段あまり見ることのできないケヴィン・シャーリーの仕事っぷりも克明に追った、見応えのあるドキュメンタリーDVDが付くぞ!

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2015年10月20日 11:54