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カントロフと名手が奏でる、イザイのヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品集

カントロフと名手が奏でる、イザイのヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品集

ひたすらに耽美な「詩曲」の数々~ショーソン後のフランコ・ベルギー派の名匠の世界。ヴァイオリン音楽がもっとも官能的かつ繊細な魅力を放っていた時代のひとつ、19世紀末から20世紀にかけて、フランス語圏ベルギーとフランスをまたにかけ、大戦とともにアメリカにも渡り、数々の名手たちを育てながら圧倒的名演の数々を紡いできたヴァイオリン芸術家ウジェーヌ・イザイは、作曲家としての業績がなぜか晩年の“6つの無伴奏ソナタ”だけで記憶されているに等しい不遇の存在です。その無伴奏以外の音楽をまとめた2014年リリースの協奏的作品集(MEW1472)は、作曲家の実力を計るに相応しい盤として迎えられました。本盤はその続編ともいうべき盤となります。
ソリストには、12年前の仙台国際コンクールでの入賞以来注目度高きブルガリア出身のフランスの名手ルセフとクイトーが立ち、イザイと同郷の老舗楽団を指揮するのはヴァイオリン界の重鎮でもあるカントロフ。ヴァイオリンという楽器の機微を知る指揮者のもと、“子守唄”、“いつかの雪”など比較的名の通った曲から、詩曲の番号が振られた“糸車(詩曲 第2番)”、“冬の歌(詩曲 第3番)”、“官能(詩曲 第4番)”など知られざる曲まで収録されています。
(マーキュリー)

【曲目】
1.官能(詩曲 第4番)作品21
2.ディヴェルティメント 作品24~ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲
3.冬の歌(詩曲 第3番)作品15
(4)いつかの雪作品23
(5)幼年時代の夢 作品14
(6)糸車(詩曲 第2番)作品13
(7)子守唄 作品20
【演奏】
(1)(2)(4)スヴェトリン・ルセフ、
(3)(5)(6)(7)アモリ・クイトー(ヴァイオリン独奏)
ジャン=ジャック・カントロフ指揮
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年05月19日 13:30