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今なら10%オフ!ジャーニーの映像作品『ライヴ・イン・マニラ』

20_0109_01 看板ヴォーカリストだったスティーヴ・ペリーをラインナップから欠いた以降も、バンド創設者の一人であるギタリストのニール・ショーンを核としながら精力的な音楽活動を続けてきたアメリカ西海岸ロックの雄、ジャーニー。1973年の結成以来、数多くのヒット作を世に送り出しながらも波瀾万丈な歴史を経てきた彼らだが、現在、このバンドのフロントマンを務めているのは、2007年末に加入したフィリピン人ヴォーカリスト、アーネル・ピネダである。

地元フィリピンで報われない音楽活動を続けていたアーネルの人生は、彼がジャーニーのヒット曲“Faithfully(時への誓い)”を歌う映像を、ニール・ショーンがYouTube上で目にしたことによって一転したのだった。彼のきわめて伸びやかな歌唱は往年のスティーヴ・ペリーの歌声かと聴き紛うほどの完璧さで、どの曲を歌ってもオリジナルに忠実で違和感がなく、しかも彼ならではのみずみずしい魅力にあふれている。

本作は、そのアーネルの母国、フィリピンのマニラで2009年3月14日に行なわれた、まさに彼自身にとっての凱旋公演ともいうべきライヴの模様が封じ込められた作品。本作が同年に世に出た際は、単なるDVDとしてのリリースだったが、今回は国内盤としては初となるBlu-rayも発売されるほか、DVDとBlu-rayそれぞれに2枚のライヴCDがセットされた特別仕様のものも登場。

不滅のバンド、ジャーニーの近年の姿を堪能できるファン必携の作品であると同時に、さまざまな時代のヒット曲を惜しみなく完全網羅したその収録内容は、このバンドのことをまだよく知らない入門者たちにもお薦めしたいもの。このマニラ公演直前に行なわれていた来日公演を見逃してしまった人たちも含め、すべてのファンに手に取って欲しいマスト・アイテムである。

【メンバー】
アーネル・ピネダ(ヴォーカル)
ニール・ショーン(ギター)
ジョナサン・ケイン(キーボード)
ロス・ヴァロリー(ベース)
ディーン・カストロノヴォ(ドラムス)

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2016年07月20日 14:35

更新: 2016年08月01日 17:00