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ネゼ=セガン&BPO、バティアシュヴィリ『ヴァルトビューネ・コンサート2016~チェコ・ナイト』[映像作品]

ネゼセガンバティアシヴィリ

ベルリン・フィルが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。ここでの公演収録は恒例となっており、野外コンサートながら良好な音響条件ということで、特に映像作品として鑑賞する場合には、通常のホールでの演奏と何ら変わらないクオリティが確保されているともいえます。映像は野外コンサートだけあって、2万人の聴衆のリラックスした姿を映し出したりもして面白く、夏の夕方から夜にかけての名物コンサートのひと時を疑似体験できるような楽しい雰囲気も備えています。
2016年の「ヴァルトビューネ」は、「チェコの夕べ」と題され、今やチェコを代表する作曲家といえば、真っ先に思い浮かぶスメタナとドヴォルザークの作品を取り上げています。祖国ボヘミアの歴史や自然を描いた6曲の交響詩から成るスメタナの《我が祖国》より《モルダウ》からはじまり、グルジア(ジョージア)出身のヴァイオリニスト、リサ・バティアシヴィリによるドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲と続きます。ヴァイオリン協奏曲は、濃厚なスラヴの香り漂う旋律、そして華麗な表現技巧など、聴きどころ満載の楽曲。バティアシュヴィリの艶やかな美音、豊かな音楽性、テクニックが、この楽曲のもつ叙情性と技巧的な部分とを見事に表現しています。そして今回指揮を務めるのが、近年目覚しい活躍を見せる、ヤニック・ネゼ=セガン。作品の持つ濃厚なロマンティシズムと重量感あるサウンドを引き出しています。
後半のドヴォルザークの交響曲第6番は、スラヴの民謡の香りがするエネルギーに満ちた作品。ベルリン・フィルの真骨頂である緻密なアンサンブル、管楽器のうっとりするような叙情的な音色、弦楽器の躍動する輝かしいリズムとベルリン・フィルの魅力が全開し、セガンのスケールの大きい先導も功を奏し充実した演奏を繰り広げています。
アンコールのスラヴ舞曲で大いに盛り上がり、最後はお馴染みの「ベルリンの風」で華やかな一夜が幕を閉じました。
(キングインターナショナル)

【収録曲目】
スメタナ:連作交響詩“我が祖国”より「モルダウ」
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
ドヴォルザーク:交響曲第6番ニ長調 Op.60
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8
パウル・リンケ:ベルリンの風
【演奏】
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)
【収録】
2016年6月26日。ヴァルトビューネ、ベルリン、ライヴ
[映像監督]
ヘニング・カステン

(Blu-ray)
画面:1080i Full HD 16:9
音声:DTS-HD MA5.1、PCMステレオ
リージョン:All
収録時間:107分

(DVD)
(DVD)
画面:NTSC 16:9
音声:DTS5.1、DD5.1、PCMステレオ
リージョン:All
収録時間:107分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年09月04日 14:07