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黄金のフルートが響き渡る!『エマニュエル・パユ/C.P.E.バッハ:フルート協奏曲集』

パユCPEバッハ

音楽の父J.S.バッハの次男として、父親からの薫陶を受けて音楽の道を歩んだC.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ)。プロイセン皇太子のチェンバリストとして24歳のころからつかえていたカール・フィリップは、皇太子がフリードリヒ二世として国王に即位した際に、国王に従ってベルリンへと移り住みました。民衆から「大王」と呼ばれ、慕われていたフリードリヒ二世は、自らが作曲家でもあり、フルートを演奏していたという経緯もあり、彼の臣下として仕えていたカール・フィリップの手によるフルート曲の約9割が、このベルリン時代に作られています。ベルリン時代に作られた「フルート協奏曲」の6曲から、1枚のアルバムに収まる3曲を選び、以前「ザ・フルート・キング ~フリードリヒ大王の無憂宮の音楽」の際に、ともに音楽史的視野によるアルバム作りを行った、トレヴァー・ピノックの指揮とチェンバロ、カンマ―・アカデミー・ポツダムと収録を行いました。もちろんこれらはフラウト・トラヴェルソのために書かれたものですが、パユの圧倒的な超絶技巧モダン・フルートによって、これらの作品の躍動感が伝わる見事な演奏です。
(ワーナーミュージック)

フリードリヒ大王、サンスーシ宮殿は、世界中のフルーティストの心を震わせる合言葉です。フルート愛好家で作曲も嗜んだという大王に、エマヌエル・バッハをはじめクヴァンツ、グラウン、ベンダという当時のヨーロッパを代表する演奏者たち=作曲家が使えて、数多くのフルートのための作品を書き残しました。ロマン派の作曲家たちからは、なぜか冷遇された横笛にとって、フリードリヒ大王の治世こそが「フルートの黄金時代」と言われる所以なのであります。
パユもまた、チャンスさえあればエマヌエル・バッハの作品をはじめ、このサンスーシ宮殿のフルート音楽を演奏し、録音収録してきました。特に2012年のフリードリヒ大王生誕300年を祝う記念年には、このCDと同じ顔ぶれによって、サンスーシ宮殿の豪華な空間で演奏を繰り広げ、映像に収録しています。
その再チャレンジとも言える今回のレコーディングでも、パユの黄金のフルートが華麗に怜悧に響き渡っていることでしょう。
(タワーレコード)

【収録予定曲目】
C.P.E.バッハ
フルート協奏曲 イ短調 Wq.166 H430
フルート協奏曲 ト長調 Wq.169 H445
フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22 H425
【演奏】
エマニュエル・パユ(フルート)
トレヴァー・ピノック(指揮&チェンバロ)
カンマーアカデミー・ポツダム
【録音】
2014年3月、ドイツ、エッセン、ヴィラ・ヒューゲル

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年09月12日 18:23