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クルレンツィスとアシュケナージが現代ロシアの作曲家アルチョーモフの交響曲を録音!

アルチョーモフ1アルチョーモフ2

ロシアの知られざる作曲家、アルチョーモフの2つの作品集!
ロストロポーヴィチが大絶賛し擁護していたアルチョーモフ。しかし、その作品は現在も未だ十分に認知されているとは言い難い状況です。その作風は「折衷主義と実験音楽を融合させた」と括られるように、十二音、神秘主義、ロシアの民族主義をはじめ、時にはミニマル風の反復も用いられるといった多彩なものです。
1975年、アルチョーモフは同僚の作曲家、グバイドゥーリナとススリンとともに、彼自身がコレクションしているエキゾチックな楽器を用いた即興演奏のためのアンサンブル「アストレヤ」を設立し、標準的なアンサンブルとは違う音色で聴き手を魅了しています。
今回登場の2枚のアルバムでは、2人の名指揮者アシュケナージとクルレンツィスがそれぞれ交響曲を指揮、アルチョーモフの魅力を存分に伝えています。
(ナクソス・ジャパン)

アルチョーモフの代表作である「道の交響曲」は四部作であり、この第2番の前には第1番「オリュンポスへの道」が書かれています。第2番「輝ける世界のとば口に」は、30分ほどのコンパクトな作品ながら、チェレスタ、ピアノ、オルガンを用いる色彩的な響きを駆使した神秘的な音楽で、マーラー、オネゲル、そしてメシアンなどの影響も感じさせます。「Ave atque vale」はラテン語の挨拶の言葉。「そしてお元気で」という意味を持つパーカッションが印象的な作品です。「Ave, Crux Alba」は合唱が歌う伝統的なメロディ(マルタ騎士団の讃歌)に、管弦楽が現代的な伴奏を合わせるというユニークな曲。
アシュケナージが共感を持って全曲を指揮しています。
(ナクソス・ジャパン)

【収録予定曲目】
ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ(1940-)
道の交響曲第2番「輝ける世界のとば口に」*
Ave atque vale
Ave, Crux Alba(2012年ヴァージョン)**
世界初録音
【演奏】
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ロスティスラフ・シャタイェフスキ(パーカッション)

イェレメイ・ズケルマン(ヴァイオリン)*
スヴェトラーナ・ステプチェンコ(ヴィオラ)*
アレクサンドル・アルハンゲルスキー(オーボエ)*
エミン・マルティロシアン(チェレスタ・ピアノ)*
コンスタンティン・ヴォロストノフ(オルガン)*

ヘリコン・オペラ合唱団**
【録音】
2013年4月、ロシア、モスフィルム・サウンドスタジオ

アルチョーモフを擁護し続けたロストロポーヴィチに捧げられたこのアルバムは、四部作「道の交響曲」の第3番「穏やかな放射」と、「トリスティア」第2番の組み合わせ。「交響曲第3番」の3つの楽章には異なる性格が与えられており、苦難を乗り越え光の道を見つけるというストーリーが持たされています。副題の「穏やかな放射」とはロシアの聖書から採られた言葉で、この交響曲は“神を待つこと”を意味するともされています。
この曲を指揮するのは、現在注目が集まる若手クルレンツィス。ロシアで学んだ彼は、ロシア現代音楽にも鋭いアプローチで挑みます。ポンキンが指揮するピアノと管弦楽のための「トリスティアⅡ」はアシュケナージの60歳の誕生日を記念して作曲された神秘的な作品です。
(ナクソス・ジャパン)

【収録予定曲目】
ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ(1940-)
道の交響曲第3番「穏やかな放射」(2008年版)
トリスティア第2番*
世界初録音
【演奏】
テオドール・クルレンツィス(指揮)
ロシア・ナショナル管弦楽団
テオドール・クルレンツィス(指揮)

ウラディーミル・ポンキン(指揮)*
ロシア・ナショナル管弦楽団*
フィリップ・コパチェフスキ(ピアノ)*
ミハイル・フィリポフ(朗読)*
【録音】
2010年6月-2011年6月、ロシア、モスフィルム・サウンドスタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年12月24日 00:00