映像作品10%オフ！イーグルス・オブ・デス・メタル（Eagles Of Death Metal）、初のフル・ライヴ映像作品

2015年11月13日、パリ同時多発テロ事件によるバタクラン劇場イーグルス・オブ・デス・メタル公演への襲撃という、音楽史上類を見ない事件に見舞われながらも、彼らは活動を続けることを決意。今作は2016年2月16日、再びパリのステージに還ってきた彼らのライヴを収録した映像作品。

舞台となったオランピア劇場は、120年を超える歴史を持つコンサート・ホールで、かつてビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックスらもステージに立ってきた2千人収容の会場だ。

1曲目「アイ・オンリー・ウォント・ユー」のラストでバンド全員が黙祷を捧げ、ジェシー・ヒューズ（ヴォーカル/ギター）が十字を切るが、それからはハードでアッパーなロックで軽快に突っ走る。「ドント・スピーク（アイ・ケイム・トゥ・メイク・ア・バング！）」や「チェリー・コーラ」、「コンプレクシティ」など彼らの4作のアルバムからベスト・トラックスを連打。デュラン・デュランの「セイヴ・ア・プレイヤー」など1時間半のパーティーは聴く者をハッピーにしてくれる。

ステージに立つのは、ジェシー・ヒューズ（ヴォーカル/ギター）、デイヴ・キャッチング（ギター）、マット・マクジャンキンス（ベース）、ジュリアン・ドリオ（ドラムス）という、バタクラン公演でもプレイしたメンバー達。それに加えてバタクラン公演ではメンバーでなかったが会場にいたチューズデイ・クロス（キーボード）、オリジナル正式メンバーだが当日参加していなかったジョシュ・オム（ドラムス）が全面参加している。