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ミンコフスキ初録音となるモーツァルトの“レクイエム”は「ジンガロ」の創設者バルタバスとの幻想的な共演!

ミンコフスキ②

1956年から毎年1月のモーツァルトの誕生日周辺にザルツブルクで開催されている音楽祭、モーツァルト週間。2017年のメイン・プログラム、マルク・ミンコフスキ指揮グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊とバルタバスによるモーツァルトの「レクエイム」がDVD とブルーレイで発売されます。ミンコフスキによるモーツァルトの「レクエイム」の録音はこれが初となります。
ミンコフスキとバルタバスは、2015年にもモーツァルトのカンタータ「悔悟するダヴィデ」(73-1704/73-1608)で共演し、その優れたパフォーマンスに注目が集まりました。今回も騎馬芸術集団「ジンガロ(ジプシー)」の創設者バルタバス氏がヴェルサイユ宮殿の大厩舎に2003年に開設したヴェルサイユ馬術アカデミーのチームとコラボレーションし、卓越したライディング・テクニックで8頭の白馬と共に美しいパフォーマンスを魅せてくれています。ミンコフスキの愛馬も出演していたとのことです。会場となったフェルゼンライトシューレは、岩壁の馬術学校の意。かつて映画『サウンド・オブ・ミュージック』の撮影も行われました。岩山をくりぬいたアーチ内に3階に分かれて演奏者を配置し、下の舞台では白馬たちのパフォーマンスが行われ、その横に指揮台が用意されています。コンサート会場としては不自然ではありますが、すべての演者が集中し、圧巻のステージを作り上げています。

コンサートは、モーツァルトの「ミゼレーレ」から始まり、モーツァルトに影響を与えたというヘンデルの「キャロライン王妃の葬送のためのアンセム“シオンの道は悲しみ”」、そして「レクエイム」、最後に「アヴェ・ヴェルム・コルプス」という何とも美しく厳かなプログラミングです。録音では初のレパートリーであるモーツァルトの「レクエイム」。ミンコフスキは、ランドン版を用いています。校訂者は、著名な音楽学者ロビンス・ランドン。ランドン版は、ディエス・イレからコンフターティスをアイブラーの補筆を採用し、ランドンがさらに補筆。他の部分はジュスマイヤー版を使っています。この版を機にジュスマイヤー版が再評価されることになったというもの。
バルタバスの演出は、単なるコラボレーションではなく、注意深く音楽との調和を図り、まるで音楽の一部かのような自然な動き、そしてミンコフスキの洗練された音楽作り、グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊の繊細なアンサンブル、ザルツブルク・バッハ合唱団の見事なハーモニーの調和により、芸術性の高い演奏を披露しています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
モーツァルト:
レクイエム ニ短調 K626(ランドン版)
ミゼレーレ イ短調 K85
アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
ヘンデル:
キャロライン王妃の葬送のためのアンセム「シオンの道は悲しみ」 HWV.264

【演奏】
マルク・ミンコフスキ(指揮)
バルタバス
ヴェルサイユ馬術アカデミー
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊
ザルツブルク・バッハ合唱団(指揮:アロイス・グラスナー)
ゲニア・キューマイヤー(ソプラノ)
エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)
ジュリアン・ベール(テノール)
チャールズ・デカイザー(バス)

照明:ベルトラン・クーデール
映像監督:アンディ・ゾマー
プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー
【収録】
2017年1月29-31日、ザルツブルク、モーツァルト週間、乗馬学校(フェルゼンライトシューレ)(ライヴ)

【ブルーレイ仕様】

画面:1080i 16:9
音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.0
字幕:ドイツ語、英語、フランス語、韓国語、日本語
原語:ラテン語
70分

【DVD仕様】

画面:NTSC 16:9
音声:PCM ステレオ、DTS5.0
字幕:ドイツ語、英語、フランス語、韓国語、日本語
原語:ラテン語
70分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年07月10日 00:00