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セルビアの名チェリスト!クセニア・ヤンコヴィッチのバッハ:無伴奏チェロ組曲全集

【サンプル音源】
Xenia Janković - Suite No. 1 in G major BWV1007: Menuet I - Menuet II

クセニア・ヤンコヴィチは1958年セルビアのニシュに生まれたセルビア系ロシア人のチェロ奏者。彼女は6歳でチェロを始め、9歳でベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団と共演した天才少女で、11歳より政府給費留学生としてモスクワ音楽院中央音楽学校でステファン・キリアノフ、ムスティスラフ・ロストポーヴィチに師事しました。その後、ジュネーヴでピエール・フルニエに、デトモルトでアンドレ・ナヴァラに師事し、更に研鑽を積みました。1981年にはガスパル・カ サド国際コンクール(フィレンツェ)に優勝。ソリストおよびアンサンブル・プレーヤーとして本格的にデビューし、東欧のレーベルから4枚のソロ・アルバムをLPレコードでリリースしました。

デビュー当時のヤンコヴィッチ

デビュー当時のヤンコヴィッチ

1985年からは演奏活動と並行してチェロの教授も務め、1985年から1987年までザブレブ音楽院、1987年から1989年までベオグラード音楽院、1990年から2004年までヴュルツブルク音楽大学、2004年以来今日までデトモルト音楽大学の教授を務め、多くのチェリストを輩出しています。CD時代になってから最も有名な録音は、カリオペ・レーベルへのブラームスのチェロ・ソナタ第1&2番で、近く「ブラームス:二重奏編成のためのソナタ全集」(品番:CAL-1746I)として復活する予定です。また、ブラームスではイザベル・ファウストなどと共演した「弦楽六重奏曲第2番」(品番:HMC902075)をご記憶の方も多いことと思います。

ヤンコヴィッチは、この特集ページに付けた音源でもお分かりのように、奥深さと甘美さを兼ね備えた音色と安定しきった技巧の持ち主で、音楽は極めて格調高く、スケール大きく造形されます。バッハ、ベートーヴェン、ブラームスという造形的で内容の深い音楽に適性を示す、現代最高のチェリストの1人と言えるでしょう。彼女が満を持して発表する「バッハの無伴奏チェロ組曲全集」に、ぜひご注目下さい!
(タワーレコード商品本部 板倉重雄)

【曲目】
J・S・バッハ(1685-1750):
[CD 1]
無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV 1008
無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV 1009
無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV 1010
[CD 2]
無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV 1011
無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV 1012
無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007

【演奏】
クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)

【録音】
2006年3月、サン=マルセル福音教会、パリ、フランス

【参考映像】

Janković - Lečić: Beethoven Cello Sonata No.3 in A major, Op.69
Live at Belgrade Kolarac hall 2012

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年01月22日 00:00