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豪エロクアンス~マリナー、フィードラー、ベイヌム、フリッツ・レーマンなどの名盤が復活!

エロクアンス


DG、Deccaの名盤復刻シリーズとして絶大なる人気を誇る「オーストラリア・エロクアンス」シリーズ。今回もマリナー&ASMFの世界初CD化となる『モーツァルトの222回目の誕生日に行われたコンサート』全曲盤、フィードラー&ボストン・ポップス・オーケストラの「アンコール集」、オワゾリールの初期のステレオLP2枚から選曲されたヘンデルの作品集、ベイヌムのシューベルトとマーラーの名演集、フリッツ・レーマンのJ.S.バッハ:カンタータ集など名盤揃いの6タイトルです。

初CD化!モーツァルト222回目の誕生日コンサート初の全曲盤

ネヴィル・マリナー~1978年モーツァルト・ライヴ(2枚組)

アナログ時代後期の卓越したモーツァルト演奏家によるガラ・コンサートのCD初発売。
モーツァルトの222回目の誕生日に当たる1978年1月27日、このお祝いイベントがストラスブールのパレ・ド・ラ・ムジーク・エ・デ・コングレにて、モーツァルトの円熟期の10年間を見据えた独創的なプログラムで行われました。このコンサートに参加したすべての人は、完璧なモーツァルトの愛好家と証明されたことを誇りに思ったことでしょう。
2つのコンサート・アリアは、ソプラノ歌手ジェシー・ノーマンが歌っています。ノーマンは輝かしいキャリア真っただ中にあったそのステージで、ロイヤル・オペラで喝采されたモーツァルトのソプラノ役を引き受けています。K.505のアリアの伴奏者はモーツァルトのピアノ弾きとして定評のあるアルフレッド・ブレンデルです。このコンサートの後半で演奏された、1786年作曲のピアノ協奏曲K.503は、その直前に初演された『フィガロの結婚』の深みある優れたユーモアをまとっています。
『イドメネオ』序曲と交響曲第40番は、少なくともイギリスで、モーツァルトの音楽ではレコード収集家の心を誰よりも惹きつけている合奏団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズによる演奏です。創設者であるネヴィル・マリナーが確かな表現形式の感性を持って演奏しています。
このコンサートの一部が収録されたCDは以前発売されていましたが、コンサート全体が収録されたもののリリースは今回が初めてです。今回、新たにエロクァンスよりリマスタリングされての発売となります。すべてのモーツァルト愛好家にとって見逃せないアルバムといえましょう。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
モーツァルト:
《CD 1》
1) 歌劇『クレタの王イドメネオ』K.366から序曲
2) コンサート・アリア「もういいの、わたしはすべてを聞いた……恐れないで、愛する人よ」K.490
3) 交響曲第40番ト短調K.550
《CD 2》
1) コンサート・アリア「どうしてあなたを忘れられよう……心配しないで、愛する人よ」K.505
2) ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503

「モーツァルトの222回目の誕生日に行われたコンサート」初CD化(全曲盤)

【演奏】
ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)(CD 1: 2, CD 2: 1)
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)(CD 2)
ヒュー・マグワイア(ヴァイオリン)(CD 1: 2)
【録音】
1978年1月27-28日
ストラスブール、パレ・ド・ラ・ムジーク・エ・デ・コングレ

クラシックからポピュラーまで、2枚分を収録した充実の一枚

アーサー・フィードラー~フィードラー・アンコール集

20世紀の偉大な芸術音楽の普及者の一人で、モーツァルトとシュトラウスの名を広めたアーサー・フィードラーは、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督として、半世紀の間いくつかのレーベルに録音を行いました。エロクァンスはすでにドイツ・グラモフォンの『そりすべり』を再発売していますが、今回は2枚のデッカ・アルバムを初めて1枚にまとめ、ぎっしりと曲が盛り込まれたCD(79分)を発売します。
『フィードラー・アンコール』は幾分そのタイトルを裏切るような、コアなクラシックのレパートリーを熱い思いで演奏するフィードラーの才能を見せつける充実した作品が収録された1978年のアルバムです。お祭り騒ぎのシベリウスの『フィンランディア』、同様に熱いナショナリズムが感じられるスメタナの『モルダウ』をお楽しみいただけます。
映画音楽の編曲とポピュラー音楽もアルバムを彩ります。スピルバーグの映画『ジョーズ』と『スター・ウォーズ』にジョン・ウィリアムズが作曲したテーマ、ソンドハイムの「センド・イン・ザ・クラウンズ」の魅力的な器楽ヴァージョン、そしてストライサンド(「エバーグリーン」)とニール・セダカ(「愛ある限り」)による歌も収録。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
1) シベリウス:フィンランディアOp.26 No.7
2) スメタナ:『わが祖国』から「モルダウ」、ドヴォルザーク:スラヴ舞曲
3) 第1番Op.46 No.1
4) 第15番Op.72 No.7
5) メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』から「結婚行進曲」
6) フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』から「パントマイム」
7) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』からバレエ音楽
8) ショパン:ポロネーズ第3番イ長調Op.40 No.1『軍隊』(グラズノフ管弦楽編)
9) ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』のテーマ
10) スティーヴン・ソンドハイム:ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』から「センド・イン・ザ・クラウンズ」
11) ジョン・ウィリアムズ:『ジョーズ』のテーマ
12) バーブラ・ストライサンド:エバーグリーン(『スター誕生』の愛のテーマ)
13) ニール・セダカ:愛ある限り(リチャード・ヘイマン編)
【演奏】
アーサー・フィードラー(指揮)
ボストン・ポップス・オーケストラ
【録音】
1977年6月17-18日(1-3)
1978年6月15、17日(4-13)
ボストン、シンフォニー・ホール

オワゾリールの初期のステレオLP2枚から選曲されたヘンデルの作品集

アンソニー・ルイス、サーストン・ダート~
ヘンデル:『イェフタ』、『ロドリーゴ』、リュートとハープのための協奏曲集

このアルバムの作品はデッカのレーベル、オワゾリールにより発売された極めて初期のステレオのLP2枚から選ばれています。『ヘンデルの音楽』は1958年のアルバムで、アリア集と歌劇『ロドリーゴ』からの器楽の組曲が収録されていました。『ロドリーゴ』はヘンデルの初期の、ロンドンに行く前のイタリア・オペラで、1707年にフィレンツェで初演されました。このオリジナルLPと同様にこのアルバムでも、ヘンデルの最後のオラトリオ、壮大で悲劇的な『イェフタ』からの2つのシンフォニアが『ロドリーゴ』組曲の前に置かれています。
2年後のヘンデル管弦楽作品集のLPでは、音楽学者でチェンバロ奏者のサーストン・ダートが、ジャコビアン・アンサンブルからの協力者、ウェールズのヴァイオリニストのグランヴィル・ジョーンズとともに、1735年から36年に作曲されたヘンデルの協奏曲Op.4から2曲を演奏しました。オリジナルはオルガンのために書かれたものですが、ここではサーストン・ダートの編曲により演奏されています。ハープのオシアン・エリス、リュートのデスモンド・デュプレもヴィルトゥオジティー溢れる演奏を披露しています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ヘンデル:
1) オラトリオ『イェフタ』HWV70からシンフォニア2曲*
2) 歌劇『ロドリーゴ』HWV5―組曲*
3) ハープとリュートのための協奏曲変ロ長調(オルガン協奏曲変ロ長調HWV294 Op.4 No.6からの編曲)*
4) ハープ協奏曲ヘ長調(オルガン協奏曲ヘ長調HWV293 Op.4 No.5からの編曲)*
5) 合奏協奏曲ハ長調HWV318『アレクサンダーの饗宴』

*DECCA初CD化

【演奏】
オシアン・エリス(ハープ)(3, 4)
デスモンド・デュプレ(リュート)(3)
カール・ピーニ、ネヴィル・マリナー(ヴァイオリン)(5)
アンソニー・ルイス(1, 2)(指揮)
グランヴィル・ジョーンズ(3-5)(指揮)
フィロムジカ・オブ・ロンドン
【録音】
1958年3月、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ1(1, 2)
1959年6月8日、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ3(3, 4)
1959年6月2日、ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール(5)

コンセルトヘボウ管弦楽団常任指揮者としてのベイヌムの遺産

エドゥアルト・ファン・ベイヌム~
シューベルト:交響曲第3-6・8番、ロザムンデ(2枚組)


エドゥアルト・ファン・ベイヌムの名前は、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督としては、より長く常任指揮者として在籍し世界的に知られているウィレム・メンゲルベルクとベルナルト・ハイティンクの間にあって見落とされがちかもしれません。エロクァンスではデッカとフィリップスの両方でこのオーケストラとファン・ベイヌムが録音した作品の大部分を再発売しています。そこではファン・ベイヌムが、非凡な感受性を持ち、スコアに忠実に明瞭に表現する演奏者であることが改めて明らかにされています。
今回のアルバムは特にシューベルト愛好家としてのファン・ベイヌムの心に添うようなレパートリーが選ばれています。
(ユニバーサルミュージック)
シューベルト:
《CD 1》
1)交響曲第4番ハ短調D417『悲劇的』*
2)交響曲第5番変ロ長調D485*
3)劇付随音楽『ロザムンデ』(抜粋)*
《CD 2》
1)交響曲第3番ニ長調D200
2)交響曲第6番ハ長調D589『小ハ長調』
3)交響曲第8番ロ短調D759『未完成』

*DECCA初CD化

【演奏】
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1946年9月17日(CD 1: 2)
1952年5月(CD 1: 3)
1952年11月-12月(CD 1:1)
1955年6月6-9日(CD 2: 1)
1957年5月22-25日(CD 2: 2, 3)
アムステルダム、コンセルトヘボウ、大ホール

ファン・ベイヌムの新しい、繊細なマーラー演奏が堪能できる一枚


エドゥアルト・ファン・ベイヌム~
マーラー:交響曲第4番、大地の歌、歌曲集(2枚組)

高名なマーラー愛好家エドゥアルト・ファン・ベイヌムのデッカ録音遺産全集を新規リマスタリング。
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は最も密接に、最も長くマーラーの音楽と関わってきました。それは作曲家とこの楽団の二人目の音楽監督ウィレム・メンゲルベルクの間で育まれた関係で、それは現在まで続いています。エドゥアルト・ファン・ベイヌムは1945年、メンゲルベルクの後を継ぎましたが、彼は前任者の足跡をたどることはせず、マーラーの音楽に神経症的な要素を見ていたこともあり、始めはあまり積極的なマーラー愛好家ではありませんでした。それでも、この音楽へのファン・ベイヌムの取り組みは新しく繊細であるという評価が付属のブックレットでも明らかにされているように、彼は自らが選んだ曲目を献身的な表現で演奏し、聴き手の共感を誘います。
1946年、デッカのアーティストとして契約をしてほどなく、彼はマーラーの連作歌曲集『さすらう若者の歌』をアムステルダムではなく、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とポーランドのメッゾ・ソプラノ歌手エフゲニア・ザレスカとともに録音しました。その後オランダに戻り、1952年に、マーラーの最もクラシック的に作られた作品であり、そのためファン・ベイヌムの音楽体質によく合っている交響曲第4番を録音しました。この録音はその繊細さと上品さであっという間に伝説的定番となり、その後ずっと無数のレーベルで再発売されました。
4年後エドゥアルト・ファン・ベイヌムが『大地の歌』を録音し、テノール歌手エルンスト・ヘフリガーと、特にコントラルト歌手のナン・メリマンの好感度の高い歌唱で、この時代評価の高かったフェリアー、ワルター、ウィーン・フィルの録音に匹敵することが認められました。メリナンはファン・ベイヌムの最後のマーラーの録音、『さすらう若者の歌』の再録音にも参加しました。4曲の録音すべてが初めてデッカで一つにまとめられました。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
マーラー:
《CD 1》
1) 交響曲第4番ト長調
2) さすらう若者の歌*
《CD 2》
1) 大地の歌*
2) さすらう若者の歌*

*DECCA世界初CD化

【演奏】
マーガレット・リッチー(ソプラノ)(CD 1: 1)
エフゲニア・ザレスカ(メッゾ・ソプラノ)(CD 1: 2)
ナン・メリマン(コントラルト)(CD 2)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)(CD 2: 1)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD 1: 1, CD 2)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1: 2)
【録音】
1946年11月27日&1947年12月16日、ロンドン、キングスウェイ・ホール(CD 1: 2)
1952年4月29、30日、5月1-3日(CD 1: 1)
1956年12月3-6日(CD 2: 1)、8-12日(CD 2: 2)、アムステルダム、コンセルトヘボウ、大ホール

バッハのカンタータの魅力を知り尽くす秀逸の選曲で

フリッツ・レーマン~J.S.バッハ:カンタータ集(3枚組)

バッハの指揮者フリッツ・レーマンが同時代の演奏の基準を明らかにしたカンタータ録音全集が最新リマスタリングにより、まとめてCD化されます。カール・リヒターが世界の聴衆にカンタータを広める前のバッハ演奏家の時代、フリッツ・レーマンの名前は際立っていました。実際さらにリヒターを上回ることになっていたかもしれませんが、1956年にまだ51歳という早すぎる死を迎え、それは何か意味があるかのようにステレオ時代の直前のことで、そこからレコード音楽は新しい時代に入っていきました。
1950年から52年の間、ドイツ・グラモフォンの当時新しかった、古楽とバロック音楽を扱うアルヒーフ・レーベルに行った一連のカンタータ録音には、更に大きな歴史的な意味がありました。最も理論に拘る聴き手は、私たちが理解しているような「歴史的な情報」に基づいた演奏の原則に合わせているだけと主張するかもしれませんが、大部分の聴き手は朗々とした気高いソロの歌唱を聴いて、レーマンのアプローチによる多彩な魅力に抵抗し難くなることでしょう。レーマンのカンタータの選曲は特に秀逸で、多くの人たちが採り上げる「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」や「われは満ち足れり」は避け、一つひとつにすばらしいバッハの表現スタイルを見つけることができる曲が選ばれています。バッハがキャリアのどの時も立ち返った、若々しい「キリストは死の縄目につながれたり」、円熟したライプツィヒ時代の作品で並外れた巧妙さと美しさを持つ「暁の星はいと麗しかな」や「主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもうなかれ」など9曲収録。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
J.S.バッハ:カンタータ
《CD 1》
1) 暁の星はいと麗しかなBWV1
2) キリストは死の縄目につながれたりBWV4
3) かくて戦おこれりBWV19*
《CD 2》
1) わがうちに憂いは満ちぬBWV21*
2) 主なる神は日なり、盾なりBWV79*
3) わが魂はほめ讃うBWV189*
《CD 3》
1) 飢えたる者に汝のパンを分かち与えよBWV39*
2) 主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもうなかれBWV105*
3) 満ち足れる安らい、嬉しき魂の悦びよBWV170

*ドイツ・グラモフォン初CD化

【演奏】
フリッツ・レーマン(指揮)
ベルリン・モテット合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1950年7月31日-8月2日、ドイツ、ゲッティンゲン、聖ヨハネス教会(CD 1: 1)
1951年8月3日、ミュンヘン、Bavaria-Filmateliers(CD 2: 3)
1951年10月24-26日、ミュンヘン、Theatersaal、Amerikahaus(CD 3: 3)
1952年6月9日(CD 1: 3)、10日(CD 1: 1)、11日(CD 2: 1)、12日(CD 3: 1)、13日(CD 2: 2)、15日(CD 3: 2)、ベルリン、イエス・キリスト教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年02月02日 00:00