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追悼 タワーレコード創始者ラッセル・M・ソロモン氏

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報 映画 日本・劇場未公開作品

掲載: 2018年03月06日 18:54

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タワーレコードの創始者であるラッセル・M・ソロモン氏が本日永眠されました 。心よりご冥福をお祈りします。

2014年来日時のインタビューはこちら>>>

 

The doors are closed, but the legacy lives on.
扉は閉じられた。しかし、その心は受け継がれている。

オール・シングス・マスト・パス

世界的大手レコードチェーン、米国タワーレコードの栄枯盛衰の歴史がついに語られる。名優トム・ハンクスの息子で自身もハリウッド俳優として活躍するコリン・ハンクスが監督を務めた「オール・シングス・マスト・パス」は、米国TOWER RECORDSの誕生から、現在のレコードショップの形を築き世界へと広がり、やがて日本を除くすべての店舗を閉じるまでを描く。監督、登場人物すべてにTOWER RECORDSそして音楽への愛に溢れたドキュメンタリー映画である。

ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、デイヴ・グロールらアーティストや、ゲフィンレコードの創設者デヴィッド・ゲフィンなどタワーレコードを長年愛してきた著名人らがタワーレコードとの思い出と音楽業界にもたらした影響力を語った貴重なインタビュー映像満載。
札幌を一号店とした日本進出の秘話や、懐かしい渋谷店の開店当初の映像の数々…そして日本では、今なお創業時の心が受け継がれている。タワーレコードファンなら必ずや観るべき一本!

【特典映像】
○小売りの技術
○サンセット店のボブ
○タワーレコード流の広告
○インストアイベント
○ラス・ソロモンの来日(日本版のみ特別収録)※約3分

 

<ストーリー>
1960年に創業したタワーレコードは、かつて5大陸30カ国に200店舗を有する大手レコード店チェーンであった。
アメリカの小さな町のドラッグストアから始まり、LPレコード人気の煽りを受け、99年には10億ドルを売上げるほどに成長した。ついには音楽業界に大きな影響力をもたらす、世界的大企業へと発展した。しかし、2006年に突如破産し、全店舗を閉店させることになる―タワーレコードに一体何が起きたのか?
ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、デヴィッド・ゲフィン、デイヴ・グロールら、著名人が語るタワーレコードへの想い。60年代~80年代の懐かしい映像、そして、創業者ラス・ソロモンが明かす知られざる秘話。タワーレコードの栄枯盛衰の軌跡を追ったドキュメンタリー映画だ。

<キャスト>
ラス・ソロモン(タワーレコード創業者)
ブルース・スプリングスティーン(シンガーソングライター)
エルトン・ジョン(シンガーソングライター)
デヴィッド・ゲフィン(ゲフィン・レコード/DGC設立者)
デイヴ・グロール(フー・ファイターズのボーカル/ニルヴァーナの元ドラマー/タワーレコード ワシントンDC店 元店員)

<スタッフ>
監督:コリン・ハンクス
製作:ショーン・ステュアート
製作総指揮:グレン・ジッパー

今はなくなってしまった米国タワーレコード。
ラス・ソロモンの想いや、野望は、日本のタワーレコードに受け継がれている。
タワーレコードとは…というのは、“中の人”になって初めに知る事であるが、インタビューと、タワーレコード創業者であるラス・ソロモンのコメントともに、歴史を知れる事はおもしろさがあった。
創立の頃、1960年代の話だが、何一つ、今の日本のタワーレコードと変わらないと思った。個々のスタッフが音楽を楽しみ、どうやってお客様に届けるか、一緒に楽しめるか。あと、服装が気にならないとか、髪型がとか…その辺りはまるで変わらない(笑)
店頭でのディスプレーや、コメント、ロゴ、ショッピングバッグなど、創立当初の映像を見ても今と変わらないのではと思うほど。いかにブランド化され、愛されていたのかがわかる。
タワーレコードの歴史を知るという事は、音楽の歴史を知る事にもなるのだと思わされるほど、音楽の中心的な印象があり、その時代を生きていなくても、まさに“NO MUSIC, NO LIFE.”な日々だったのだと映像からあふれでてくる。
レコードからCDへの変化、さらには配信への進化までも描かれているので、1980年頃から2000年頃までの移りゆく音楽業界を知れる作品でもあるかもしれない。
人が音楽を作り、音楽が人を作っていたような気がして、人々が音楽を好きでいることは何一つ変わらないという事、音楽って楽しむものでしょと改めて、ラス・ソロモンの人柄で思い出した気がします。出演しているスタッフの方々が辞めていく時の事を語る涙に感動し、店頭で働いている時の事を語る笑顔に、米国タワーレコードがどれだけ愛されていたかがわかって胸が熱くなった。

Text:Naomi Jomori