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キング・コヤ(King Coya)、奇跡の復活アルバム『Tierra de King Coya』

King Coya

キング・コヤは、世界を魅了する気鋭のパフォーマンス集団「フエルサブルータ」の音楽監督としても高い知名度を誇るアルゼンチンのミュージシャン/プロデューサー、ガビー・ケルペルのダンス・ミュージック・プロジェクト。ガビーはもともと、本人名義の2003年のアルバム『Carnabailito』(アカデミー受賞アーティスト、グスターボ・サンタオラージャのプロデュースで米ノンサッチ・レーベルから世界発売)のヒットにより、フェルナンド・カブサッキ、アレハンドロ・フラノフ、モノ・フォンタナやフアナ・モリーナらと並んで注目を集めていたアルゼンチン音楽界の至宝です。

『Tierra de King Coya』は、そんなガビーのキング・コヤ名義のセカンド・アルバムになります。近年はアマドゥ&マリアム、ブラジリアン・ガールズ、チャンチャ・ビア・シルクイートやトム・トム・クラブなどのリミックスでもその手腕を発揮してきた彼が、2009年の『Cumbias de Villa Donde』以来じつに9年ぶりの新作を携えカムバック。

サウンドウェイ経由でヨーロッパでも人気に火が付いたラ・ジェグロスのボーカルをフィーチャーした、クドゥロの影響も垣間見られる先行シングルのM③「Algo」、『Carnabailito』を思い出させてくれるキュートでファニーなM④「Como  Saber」やM⑧「Dorremi」、アフロ・コロンビアの「ブジェレンゲ」やアルゼンチンの「カルナバリート」といった伝統舞踊の音楽を電化ミックスしたタイトル曲のM⑦「Tierra  de  King  Coya」などなど、今回も、いかにもこの人ならではというヒネリをきかせた個性的な楽曲のオンパレード。

ロンロコやタルカなどの民俗楽器が紡ぐオーガニックなアンデスの音色、サウンドシステムを揺るがすブーツィーな重低音とダビーな音像を巧みに重ね合わせながら、オルタナティヴな世界音楽とダンス・ミュージックの同時アップデートを試みた野心作となっております。

彼の名声を決定づけた『Carnabailito』のノンサッチ世界発売から15年、電化クンビアの存在を世に知らしめたエポックメイキングなZZKのコンピ『Cumbia Digital』から10年、オルタナ・スピリットのカタマリのような中南米シーンのレジェンドが放つ、バリオ・リンドらニュー・ジェネレーションに対する回答とも言える圧巻の一枚!ポストロック、音響派からデジタル・クンビアを経ての奇才のイマココ。オモロ音楽好き全員必聴の必殺盤!

ニコラ・クルースを手掛け新たなフェイズへと突入した感のあるブエノスアイレスの老舗レーベル「ZZK」からの最新リリース。

タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2018年06月14日 13:03