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デビュー20周年!川畠成道のバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲

川畠成道のバッハ無伴奏全曲

世界的ヴァイオリニスト川畠成道がデビュー20周年記念のニューアルバム。

川畠成道が、満を持してかねてより“20周年のその年に”と心に決めていた、J.S.バッハ『無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ』の全曲録音に挑んだ。バッハの音楽は音楽家にとってバイブルとも云うべき作品であり、ヴァイオリン音楽の最高峰にあると言っても過言ではないだろう。このアルバムは、デビューから20年という「今」を一つの節目とし、心から崇拝するバッハの作品の演奏に、川畠成道がこれまでの道のりとして確かな足跡を残し、また聴く者の心にも“鮮烈な印象”を刻むものとなるだろう。
(ビクターエンターテインメント)

【デビュー20周年記念アルバムに寄せて】
今年2018年私、川畠成道はデビュー20年を迎えました。子供の頃に視力を悪くしたことがきっかけでヴァイオリンと出会い、以来35年以上の月日が流れています。1997年に英国王立音楽院を卒業し、その翌年98年日本での音楽界デビューが決まりました。それまでは演奏家を志し勉強を続けていたものの、自分に果たしてデビューの時が訪れるのかについては全く未知数であり、どちらかというと否定的な気持ちの方が強かったように思います。幸運にもチャンスが巡りコンサート活動を続けて行く中、99年にはファーストアルバム「歌の翼に」をリリースする機会に恵まれました。このアルバムから私の演奏活動は広がり、それまでは想像すらし得なかった様々な貴重な経験をさせて頂きました。活動が5年を過ぎた頃、デビュー10年を目指すという気持ちが芽生えました。そしてその10年に到達した時、自らを高めつつ20年目のその時にはバッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」に挑むという決意を固めました。

その直接的間接的かは別としてバッハの影響を受けていないという音楽家は存在しないでしょう。たとえ他の作曲家の作品を演奏しているとしても、その作曲家の中にはバッハから受け継がれた様々な要素が脈々と流れています。ヴァイオリン音楽の最高峰と言っても決して過言ではない「無伴奏ソナタ&パルティータ」をデビュー20年目に取り上げるのは、これまでの音楽人生において大きな目標でありました。一方で未来を見据えると、これは自分にとってとても大切なことにせよ一つの通過点という側面もあります。さらに表現力を磨き多くの経験を積み重ねていく中、このアルバムからより飛躍したものをステージで示す、これも演奏家である以上求められることと思います。

最後にこのCDを聞いて下さる全ての皆様と制作に携わって下さった方々に心より感謝申し上げます。

川畠成道

【曲目】
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
【CD1】
ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
【CD2】
パルティータ 第2番 二短調 BWV1004
ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
【演奏】
川畠 成道(ヴァイオリン)
【録音】
2018年4月

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年08月15日 00:00